オンエアの山場を2度設け好セールスへ! Official髭男dism、カーリー・レイ・ジェプセンに見る好例

 今週、2019年5月22日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年5月13日~5月19日 プランテック調べ)では、Official髭男dism「Pretender」が期待どおり1位を獲得した。

 4月17日の先行配信に伴い、その前週から大量オンエアをキープし続けている同曲。チャートデビューから6週目となった今週、15日のCDシングルリリースに合わせてオンエア数は更に増加し、回数にして2位と150回近い差をつけての圧勝となった。

 変わらずFM/AMともに広くオンエアされている点、そして何より、他とダブルスコア以上の大差をつける圧倒的なリクエストの数は、現在の彼らの人気ぶりを裏付けるものだ。CDセールスは元より、デジタル配信/ストリーミングでも好調のようで、配信開始時とCDリリース時の両タイミングでオンエア量の山場を作ったことが今回の好成績に繋がったのだろう。

 2位はエド・シーラン&ジャスティン・ビーバー「アイ・ドント・ケア」が先週33位から急浮上した。2017年度の年間ランキングを制した「シェイプ・オブ・ユー」(星野 源「恋」と同着)が未だ一定数のオンエアがあるなど、ラジオでもお馴染みのエド・シーラン。そこへジャスティン・ビーバーとのデュエット曲とあり、各ステーションが広く注目した。

 特に洋楽に強い傾向があるJFL系列局でのオンエアが目立つなか、AMでもオンエアが多々見られたのも印象的。24日には新たなコラボ曲をリリースするとアナウンスしており、次週以降の動向も楽しみだ。

 3位はカーリー・レイ・ジェプセン「ナウ・ザット・アイ・ファウンド・ユー」が先週15位から浮上。収録アルバム『デディケイティッド』の5月17日リリースに合わせて再びオンエア数を伸ばした。

 こちらもOfficial髭男dism同様、オンエアの山場を2回作っている点に注視すべきだろう。2月27日の配信リリースに合わせ2月25日~3月3日チャートに42位でデビュー後、5位→18位→9位→20位→14位→13位→19位→65位→23位→15位→3位と推移。パワープレイへの選出がない中、12週に渡るロングスパンでの大量オンエアを続けた結果、セールス面でも良い反応が見られているようだ。デジタル/フィジカル両ユーザーにしっかりアピール出来たのだろう。


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