夏休みシーズン到来、チャートも夏本番仕様に

 週末から全国の多くのエリアで夏休みシーズンに突入した今週、各番組での選曲にも大きく影響しチャートは一変、本格的な夏仕様と化した。

 最上位にチャートインした夏ソングは、YUI「SUMMER SONG」(45位→25位)だ。毎年チャートインする定番ソングでありつつ、複数のJFN系列番組でオンエアがあったためオンエア数を最も稼ぐ結果となった。

 続いて30位に入ったのはRIP Slyme「楽園ベイベー」で、歌詞にある通りこちらも“常夏”のラジオで良く聴かれる曲だ。同曲とともに夏の代名詞とも言える彼らだが、今週ベストアルバム『GREATEST FIVE』のリリース週を迎えており、そこから7曲が同時チャートインしている点も加筆しておこう。

 これに桑田 佳祐「波乗りジョニー」(44位)、Mrs.GREEN APPLE「青と夏」(56位)、TUBE「あー夏休み」(56位)、スピッツ「渚」(56位)、オレンジレンジ「イケナイ太陽」(63位)、山下 達郎「SPARKLE」(68位)、真心ブラザーズ「サマーヌード」(68位)…などが続く。

 一方、洋楽曲でもブライアン・アダムス「想い出のサマー」(78位)、コニー・フランシス「バケーション」(82位)、ワム!「クラブ・トロピカーナ」(126位)、ビーチ・ボーイズ「サーフィンU.S.A.」(141位)、ビッグ・マウンテン「ベイビー・アイ・ラブ・ユア・ウェイ」(157位)、クリストファー・クロス「セイリング」(178位)がチャートインしており、ほぼほぼ今季初登場となった。

 オンエアチャートTOP200圏内のおよそ5分の1が定番夏ソング(新譜を入れたらもっと)だった今週のラジオ。学生リスナーの夏休み気分を存分に盛り上げ、そして社会人リスナーにとっては、しばし先の夏休みを一足早く疑似体験させてくれたことだろう。今年も長そうな夏、多くの名曲達がしばらくラジオを賑わしそうだ。


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