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 シーズンを迎え前週以上に盛り上がりを見せている卒業ソング。レミオロメン「3月9日」(11位→11位)は順位こそ前週と同ポジションではあったものの、オンエア数は9%増加。調査対象の全てのステーションでオンエアを獲得しつつ、当日3月9日だけでも97%のステーションがオンエアした。

 これに続いたRADWIMPS「正解」(36位→22位)は、前週から29%のオンエア増でこちらも83.9%のステーションと広い範囲でオンエア。更に、リクエストオンエア数は今週最多となり、番組/リスナーの両サイドで最も注目された曲となった。

 なお、Awesome City Club「勿忘」(140位)、1967年のアメリカ映画『卒業』挿入歌であるサイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」(140位)、[Alexandros]「ワタリドリ」(160位)、H2O「想い出がいっぱい」(160位)、アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」(160位)、ケツメイシ「トモダチ」(160位)、川嶋 あい「旅立ちの日に…」(182位)が前週圏外から浮上。

 また、“3月9日”の語呂に加え卒業ソングとしても機能する、いきものがかり「ありがとう」(60位)、DREAMS COME TRUE「サンキュ.」(98位)、HOME MADE 家族「サンキュー!!」(121位)、井上陽水奥田民生「ありがとう」(160位)が、こちらも前週圏外からチャートインした。

 意外にもシーズナルイベントのなかで一二を争うほど数の多い卒業ソング。生み手も聞き手もエモーショナルな気持ちを共有しているからか、特に日本では多作のようだ。桜の開花もはじまり、良い景色と音楽に触れる季節が今年もやってきた。


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 2026年3月18日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年3月9日~3月15日 プランテック調べ)では、MON7A「僕のかわい子ちゃん」が1位を獲得した。

 SNS発、現役高校生アーティストが3月7日に配信リリースした同メジャー2ndシングルは、リリースを前に2月24日放送のJFN系列番組『SCHOOL OF LOCK!』で初解禁されると、他局でも先行オンエアを開始。火曜日『SCHOOL OF~』での2週連続オンエアをはじめ、他番組へも波及していき前週チャートで80位に初登場すると、今週は1048%のオンエア急増で首位へと上り詰めた。

 調査対象の54.8%となるステーションにて、帯放送のコーナー/番組など定期枠を中心に積み上げられた大量オンエアながら、昨年の恋愛リアリティーショーで披露され既に話題となっていた曲とありリクエストオンエアも確認され始めている。更なるオンエア波及に期待したい。

 2位はseiza「エウレカブルー」が前週1位からダウンした。シンガーソングライター/ボカロPによる3月4日配信リリースの同曲。全国多数のFM/AM局で月間パワープレイに選出されていることから、引き続き大量オンエアをキープしたかっこうだ。

 今週は61.3%のステーションでのオンエア獲得とその範囲を狭めつつも、複数番組でゲスト出演が確認された。定期枠/時間帯でのオンエアが中心ながら、番組出演や大量オンエア効果はあらわれているようで、Youtube上のコメント欄にはラジオから流れ着いたファンによる新たな書き込みが見られる。

 3位はエルスウェア紀行「温度と一部」が前週4位から浮上した。安納想(Vo,Gt)とトヨシ(Gt,Dr,Cho)の2人組バンドが3月4日に配信リリースした、メジャー1st EP『ghost walk e.p.』からの同リード曲。今月度の月間パワープレイにα-STATION、e-radio、FM FUKUOKA、AIR-G'、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATA、東海ラジオ、大阪AM“Monthly A Music”など多数局で選出されつつ、前週から8%のオンエア増によりTOP3入りを果たした。

 J-POPの枠内ながら幅広いジャンルからの影響を感じさせる楽曲とあり、ラジオリスナーの聴覚を大きく刺激していることが、YoutubeのMVコメント欄から見てとれる。ラジオで知った新規ファンによる書き込みが多いのだ。前週よりオンエア獲得ステーション数も増えており、更なる波及が期待できそうだ。


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 本格的な卒業シーズ到来を翌週に控えた今週、早くも関連ソングのオンエアが活況を呈しTOP200圏内で散見される結果となった。

 大本命のレミオロメン「3月9日」は前週132位から11位へと急上昇。調査対象の8割以上のステーションでオンエアを獲得しつつ、リクエストオンエア数は今週全ての曲において最多となった。

 なお、レミオロメンは3月4日リリースのベスト『SINGLES BEST+』より、タイトル的に対を成すかの新曲「さあはじめよう」(17位→20位)が順位は下げるもオンエア数自体は増加。同じく新曲「100億の承認欲求」(-位→146位)もチャートインしており、J-POP史上の名曲とともに約14年ぶりの活動再開が盛り上がりを見せている。

 話を卒業ソングに戻し、続いてオンエアが多かったのは2018年のRADWIMPS「正解」(132位→36位)、そして斉藤 由貴「卒業」(-位→61位)だ。「卒業」は意外にも「3月9日」に続いてオンエア獲得範囲が広く、幅広い層に認知された卒業ソングと言えるだろう。

 この他、藤井 風「旅路」(151位→66位)、松田 聖子「制服」(-位→92位)、菊池 桃子「卒業~GRADUATION~」(-位→99位)、松任谷 由実「卒業写真」(119位→125位)、柏原 芳恵「春なのに」(-位→135位)、Kiroro「Best Friend」(-位→162位)、尾崎 豊「卒業」(-位→186位)など、新旧ソングがチャート上に顔を並べた。

 寒の戻りを実感する最中、卒業ソングに並んで桜/春ソングも目立ち始めている。次週以降より華やかなチャートとなっていくことだろう。


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 2026年3月11日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年3月2日~3月8日 プランテック調べ)では、seiza「エウレカブルー」が1位を獲得した。

 2022年にボカロPとしてデビューしたシンガーソングライターが、3月4日に配信リリースした同曲。BAYFM、FM NACK5、FM FUJI、FM Osaka、Kiss FM、e-radio、Love FM、AIR-G'、Date fm、FM-NIIGATA、CBCラジオ、東海ラジオ、大阪AM5局によるMonthly A Musicなど、全国のFM/AM多数局で月間パワープレイに選出されていることから、3月に入ると同時に先行してオンエアを獲得し始め、前週60位に初登場。今週さらにTBSラジオ、文化放送での週間リコメンド曲選出が加わるなど、前週比1071%のオンエア増で首位へと浮上した。

 パワープレイに選出した各局のリコメンドオンエア枠や帯放送のコーナー/番組などを中心とし、調査対象の67.7%となるステーションでのオンエア獲得。定期的な時間帯での露出ながら大量オンエアの効果は既に見られ、MVコメント欄では既存ファンに混じりラジオで知った新規ファンによる書き込みも目立ち始めている。FM鳴りが良いこともあり、今後どこまで波及していくか注目だ。

 2位は大森元貴「0.2mm」が前週1位よりダウンした。Mrs. GREEN APPLEのフロントマンが2月24日にリリースしたミニアルバムからの同リード曲は、前週と同じ番組枠でのオンエアを中心に今週も大量数をキープ。オンエア数自体は前週から10%減少したものの、その獲得範囲は77.4%のステーションへと拡大しつつ、リクエストオンエア数も僅かながら増加した。予想通りの波及が確認されているが、更に広い範囲・番組でのオンエア獲得を見込んでも良さそうだ。

 3位はヨルシカ「千鳥」が前週90位から急浮上した。3月4日リリースのデジタルアルバム『二人称』からの同曲。リリース前となる2月25日放送のFM802『ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-』出演時の初オンエアを機にラジオ先行解禁されると、JFL系列局を中心に広がっていき前週チャートに初登場。今週、リリースを迎え868%のオンエア急増となった。

 調査対象の67.7%となるステーションにわたる、定期枠のみならず多数番組でのオンエア獲得によるTOP3入りだ。封筒32通および約170枚の原稿用紙と便箋から成るというアルバム同タイトルの書簡型小説も話題だが、2月リリースの前作「茜」(132位→110位)のオンエア再伸が見られるなど、ヨルシカ自体への注目度上昇がうかがえる。リクエストも増えつつあり更なるオンエア増に期待したい。


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 LUNA SEAのドラマー・真矢さんの訃報が2月23日に伝えられた今週、各局・番組が関連曲のオンエアで追悼した結果、代表曲「ROSIER」が27位へと急浮上した。

 同曲は調査対象の67.7%、FMでは8割以上のステーションでオンエアを獲得しつつ、リクエストオンエア数は今週最多となった。

 また、TOP200圏外直下だった「I for You」「TRUE BLUE」に続いてオンエアが多かったのは、「STORM」「DESIRE」といったシングル曲、そしてライブの最後に演奏するという定番曲「WISH」だった。

 他にも各番組が思い思いの選曲をするなか、真矢with椎名へきる名義での「漂流者」をオンエアする番組も見られるなど、多くの番組が同氏へ深い哀悼の意を表したことがうかがえた。

 なお、3月1日放送の番組『Rebellmusik』(Fm yokohama)で事故から2か月ぶりにパーソナリティに復帰したSUGIZOは、番組冒頭で“40年来の親友”を2週にわたり追悼特集することを宣言。その出会いやバンドへ誘った高校時代を静かに語りつつ、真矢氏が作曲に携わった「UP TO YOU」「INSIDE YOU」、そして“同氏による最高峰のドラムが胸を打つ”としたSUGIZO & SAKI「光の風と」をオンエアした。

 番組『Rebellmusik』の次回放送はFm yokohamaにて3月8日(日)23:30から。真矢氏との掛け替えのない思い出が引き続き語られる。


 2026年3月4日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年2月23日~3月1日 プランテック調べ)では、大森元貴「0.2mm」が1位を獲得した。

 Mrs. GREEN APPLEのフロントマンが2月24日にリリースした1stミニアルバム『OITOMA』からのリード曲であり、映画『90メートル』主題歌として書き下ろされた同曲。リリース当日へと日付が変わった複数の深夜番組内をはじめ、FMを中心にいっせいにオンエアが開始されると、一週間を通じて調査対象の74.2%となるステーションへと波及。堂々首位に初登場した。

 帯放送の番組/コーナーなど定期枠にて積み上げられたオンエアは、下位のおよそ1.8倍となる大量数での圧勝だ。次週はさらにオンエア番組を広げつつ、リクエストによるオンエア獲得も期待できるだろう。

 2位はOSHIKIKEIGO「インスタントナイト」が前週3位より上昇した。2月度の月間パワープレイに多数局で選出されていることから今週も大量オンエアを継続している同曲。最終週とありオンエア数とその獲得範囲は縮小傾向にあるものの、今週も引き続き複数番組へのゲスト/コメント出演が確認されている。

 パワープレイによる大量オンエアおよび継続しての積極的なゲスト露出が奏功し、今週もさらに新規ファン獲得に至っていることがMVコメント欄での関連コメントとその反応から見て取れる。次回作でのチャートアクションにも期待したい。

 3位はSTARGLOW「Star Wish」が前週2位からダウン。オンエア数わずか1回差でそのポジションを譲り渡した。BMSG主催オーディション発のダンス&ボーカルグループが1月にリリースした同曲は、こちらも2月度の月間パワープレイに複数選出されていることから大量オンエアを継続中。今週で6週目のチャートインだ。

 こちらも定期オンエア枠を中心に調査対象の45.2%となるステーションでのオンエア獲得と、すでにオンエアは落ち着きつつも、ステーション独自チャートのカウントダウン番組内でリクエストオンエアが確認されていることから、ファンダムの形成とそこから多数リクエストが寄せられていることが推測される。デビューシングルとして幸先の良いスタートとなった。


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 穏やかな天候が続いた今週、ラジオ各局・番組の選曲にも大きく影響してか、チャートTOP200圏内には早くも春らしい楽曲が登場し始めた。

 松任谷 由実「春よ,来い」(80位→61位)は今季すでに4週目のチャートインで、今年もいち早く1/26~2/1チャートで138位に再登場。その翌週、追いかけるように再登場した松 たか子「明日、春が来たら」(110位→143位)は今週で3週目のチャートインだ。

 あいみょん「ハルノヒ」(125位→97位)は2019年リリース以降、毎年恒例の春ソング。今年は例年よりおおよそ1週間ほど、昨年からは3週早く再登場している。

 この他、スピッツ「春の歌」(143位)、くるり「春風」(165位)、福山 雅治「桜坂」(187位)も今季初登場の恒例ソングとなる。

 また、スキマスイッチ「全力少年」(130位)、YMO「君に、胸キュン。」(143位)、ジャーニー「ドント・ストップ・ビリーヴィン」(165位)、DREAMS COME TRUE「何度でも」(187位)、ダフト・パンク「ゲット・ラッキー feat.ファレル・ウィリアムス」(187位)といった楽曲も圏外から急浮上しており、あたたかい気候に誘われ選曲した番組が多かったのだろう。次週以降も春らしい楽曲のオンエアが活性化していきそうだ。


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 2026年2月25日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年2月16日~2月22日 プランテック調べ)では、RIIZE「All of You」が1位を獲得した。

 SMエンターテインメント所属のボーイズグループが、2月18日にリリースした同2ndジャパンシングル。9日の先行配信から遅れて13日より確認され始めたオンエアは、今週初頭より一気に急伸。その後もFM局を中心に加速していった結果、調査対象の61.3%となるステーションでのオンエア獲得にて首位に初登場した。

 帯放送の番組/コーナーなど、限定的な時間帯で大量数のオンエアを積み上げるなか、地方エリアの情報番組ではリクエストオンエアの獲得も確認されている。オンエア範囲を広げることで更なるリクエスト獲得が期待できそうだ。

 2位はSTARGLOW「Star Wish」が前週4位から上昇した。BMSG発の5人組ダンス&ボーカルグループが、1月21日にリリースした同デビューシングルは、先行配信とともに広くオンエアを獲得し1/19~1/25チャートで3位に初登場。2月に入っても多数局で月間パワープレイに選出されていることから大量オンエアを維持し、5週目のチャートインとなった。

 調査対象局の54.8%とオンエア獲得範囲は落ち着いて来たものの、前週から若干のオンエア増が見られる。この長期的な大量オンエアに加え、リリースからここまで毎週、複数番組にゲスト/コメント出演してきた点も特筆すべきだろう。その結果、“ラジオで知った新規ファン”を増やしていることがMVコメント欄から確認できる。

 3位はOSHIKIKEIGO「インスタントナイト」が前週ポジションを死守した。SNS発のソロアーティストによる2月4日配信リリースの同曲。こちらも2月度の月間パワープレイに多数選出されていることから、今週も引き続き大量オンエアを獲得中。オンエア数自体は減じたもののTOP3をキープした。

 調査対象局の61.3%でのオンエア獲得へと若干範囲を狭めつつ、今週も広く複数番組にゲスト/コメント出演。これも奏功してだろう、こちらもMVのコメント欄からラジオで知った新規ファンを更に増やしていることがうかがえる。


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 14日にバレンタインデー当日を迎えた今週、チョコレートソングのオンエアが活況を呈し王道曲がチャートを賑わすなか、新定番の仲間入りも確認された。

 大本命のPerfume「チョコレイト・ディスコ」(64位→13位)、国生 さゆり「バレンタイン・キッス」(142位→27位)は早くからオンエアが開始され、前週チャートでの再登場からそれぞれ大きく上昇。今年も二強を守った。

 このほか定番ソングからは、The 1975「チョコレート」(43位)、松任谷 由実「Valentine's RADIO」(48位)、家入 レオ「チョコレート」(69位)、嵐「Bittersweet」(75位)、土岐 麻子「Valentine」(80位)、RIP Slyme「Hot chocolate」(90位)などがTOP200圏内に浮上した。

 また、ここ数年のリリース曲から新定番の仲間入りを果たすものも出現している。

 2025年リリースの乃紫「バレンタイン決戦」(94位)は昨年に続いて再登場。来年も続くか注目だ。Ado「ショコラカタブラ」(110位)は2024年リリースで今年で3年連続の登場。もはや定番ソングと言えるだろう。そしてFRUITS ZIPPER「ハピチョコ」(140位)は2023年リリースながら、昨年初登場を果たし今年で2年連続のチャートイン。FRUITS ZIPPERの人気上昇とともに掘り起こされた曲だが、こちらも定番入りの可能性が高い。

 なお、Crimson Crat Clan「メルキス」(-位→8位)、ILLIT「Almond Chocolate」(-位→35位)、超ときめき 宣伝部「私がチョコです」(123位→48位)、マディソン・ビアー「ビタースウィート」(40位→65位)など、今年リリースの新曲勢も多数チャートインし新定番予備軍として顔を揃えている。


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 2026年2月18日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年2月9日~2月15日 プランテック調べ)では、back number「どうしてもどうしても」が1位を獲得した。

 NHKウインタースポーツテーマソングとして書き下ろされ、昨年12月27日に配信リリースされた同曲。「クリスマスソング」のシーズンオフに代ってオンエアが開始され年始初回1/5~1/11チャートで4位に登場すると、その後も安定数を維持しながらチャートイン6週目を迎えた今週、前週比362%のオンエア増により首位へと上り詰めた。

 2月6日より始まったミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪にて、NHKの関連番組で選手たちの活躍する姿を感動的に盛り上げる同曲だけに、今週は調査対象の87.1%となるステーションへと広くオンエアが波及した。リクエストオンエア数も今週最多であったことからも、その熱狂ぶりがうかがえる。

 ちなみに民放テレビ各局のテーマソングも挙ってオンエア伸長中で、大会期間中22日までは各曲がより一層盛り上げてくれることだろう。

 2位はMAZZEL「BANQUET BANG」が前週123位から急上昇した。2月2日の配信リリースを経て翌3日より開始されたオンエアは、リクエストを伴いつつ主に地方エリアで広がり前週チャートで初登場。今週初頭からいっきにオンエアを伸ばし始めると、前週比1540%増をみせ上位へと急浮上した。

 定期放送枠の番組/コーナーなど限定的な時間帯を中心に積み上げられた大量オンエアながら、調査対象局の71%と広くカバーしている。4月には同曲を先行としたアルバムリリースを控えており、更なるオンエア波及とリクエストオンエア獲得に期待したい。

 3位はOSHIKIKEIGO「インスタントナイト」が前週ポジションを死守した。SNS発のソロアーティストが2月4日に配信リリースした同曲は、今月多数局でパワープレイに選出されていることから大量オンエアを獲得中。今週は多数番組へのゲスト/コメント出演が見られつつ、調査対象の71%となるステーションへとオンエア波及も確認されている。

 まずは周知すべく積極的な露出施策を行うなか、MVコメント欄からは既存ファンに混じり“ラジオで知った”ファンによる書き込みとそれに対する反応により、オンエアの訴求効果が確認できる。今後更に広い番組でのオンエアとリクエストオンエアの獲得に期待したい。


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 今週のチャートでは、圧倒的なオンエア数で独走したブルーノ・マーズをはじめ洋楽勢が大躍進。上位30曲では3割以上を占める結果となった。

 先述のブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」(8位→1位)について追記すると、AMでも7割弱のステーションがオンエアするさすがの注目度だった。定期枠でのオンエア積み上げがベースになっているが、次週以降も更なるオンエア波及と新たな楽曲解禁にも期待できそうだ。

 TOP10圏内に入ったオリヴィア・ディーン「マン・アイ・ニード」(14位→8位)は、現地時間2月1日に行われた【第68回グラミー賞】での<最優秀新人賞>受賞の影響が大きいだろう。昨年9月リリースのアルバムから「ソー・イージー (トゥ・フォール・イン・ラヴ)」(48位→40位)もオンエア再伸した。

 グラミー賞がらみではこの他、ケンドリック・ラマー, シザ「ルーサー」(48位→13位)、バッド・バニーの「DTMF」(72位→25位)と「ヌエヴァヨル」(-位→49位)、ビリー・アイリッシュ「ワイルドフラワー」(-位→24位)などが同じく急上昇したかっこうだ。

 ガンズ&ローゼス「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」(138位→17位)は、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』のエンディング主題歌起用に起因したオンエア急増だ。1月30日の映画公開時に初めて今回の起用がサプライズ解禁され、前週チャートに突如登場した。ブルーノ・マーズと同数のリクエストオンエアがあることからも、その注目度の高さが分かる。

 圏外から19位へ浮上したロイエル・オーティス「フーズ・ユア・ボーイフレンド」は、豪インディー・ポップ・デュオが昨年8月にリリースしたアルバム『ヒッキー』からの曲。2月13日に日本独自企画盤のリリースと、16日の来日公演が決定していることから、FM802が2月度の洋楽パワープレイに選出。突如上位へ浮上した。


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 2026年2月11日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年2月2日~2月8日 プランテック調べ)では、ブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」が1位を獲得した。

 2月27日にリリースを控えたアルバム『ザ・ロマンティック』からの先行曲となる同曲は、1月9日の配信リリースとともにFMを中心に広くオンエアが開始され、同週1/5~1/11チャートで12位に初登場。翌週さらに勢いをつけ3位へと浮上し、その後も大量オンエアをキープし続けると5週目を迎えた今週、前週比214%増と急伸。他を圧倒し首位へと上り詰めた。洋楽の総合1位は昨年3/10~3/16チャートでのレディー・ガガ「アブラカダブラ」以来46週ぶりだ。

 全てのFM局ふくめ、調査対象の9割以上となるステーションでのオンエア獲得は、今週最も広範囲のカバー率。解禁当初より確認されてきたリクエストオンエア数も伸び、洋楽では最多数とさすがの注目度だ。ロゼとの大ヒット曲「APT.」(191位→18位)も相乗効果で急伸。アルバムリリースへ向け早くも盛り上がりをみせている。

 2位はSTARGLOW「Star Wish」が前週15位から浮上した。BMSG発の5人組ダンス&ボーカルグループが1月21日にリリースした同デビューシングルは、19日の先行配信と同時に広くオンエアが開始され前々週チャートで3位に初登場。オンエアはいったん減じるも、2月に入り大きく伸長し再浮上するに至った。

 オンエア再伸の要因は多数局で2月度の月間パワープレイに選ばれたことで、FM FUJI、FM Osaka、Kiss FM、α-STATION、e-radio、cross fm、AIR-G'、Date fm、FM-NIIGATA、CBCラジオなどで選出されている。調査対象の74.2%となるステーションでオンエアを獲得しつつ、リクエストオンエアも順調に伸びている。

 3位はOSHIKIKEIGO「インスタントナイト」が前週111位から急浮上した。SNSでの投稿で各所から注目を浴びたソロアーティストによる、2月4日配信リリースの同曲。FM NACK5、FM FUJI、α-STATION、e-radio、FM FUKUOKA、AIR-G'、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATA、東海ラジオなど、全国範囲で広く月間パワープレイに選出されたことから、リリースを前に1日よりオンエアを獲得。チャートイン2週目でTOP3入りを果たした。

 現状ではパワープレイ選出局を中心に調査対象の54.8%となるステーションでのオンエアながら、J-WAVE、FM802などでも獲得し始めている。2024年に始めたSNS投稿で多数レコード会社からオファーを受けた逸材だが、大量オンエアによりラジオリスナーにどこまで訴求できるか、今後のオンエア波及/リクエスト数に注目したい。


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