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 今週のオンエアチャートでは、上述した3位のレディー・ガガ,ドーチー「ランウェイ」ほか、洋楽の注目曲が多数上位にチャートインする結果となった。

 TOP10内にもう一曲、4月17日リリースのオリヴィア・ロドリゴ「ドロップ・デッド」(7位→9位)が3週目のチャートイン。同曲がリードシングルとなるニューアルバムのリリースを6月に控えており、今後、他曲の上位入りも期待できそうだ。

 25位にはデュラン・デュランが急きょリリースしたナイル・ロジャースとの新曲「フリー・トゥ・ラヴ」(-位→)がチャートイン。両者のコラボらしいレトロなダンスチューンも相まってか、AM局でも複数でオンエアを獲得している。

 UKソウル/R&B界の新星、シークゥ「デンジャラス・ラヴァー」(60位→27位)も今週大きく伸長した。ソウルミュージックを基盤にしたFM鳴りの良いサウンドで、FM802では5月度のパワープレイに選出。今後さらにオンエア伸長が見込めるだろう。

 ナイル・ホーランからは、こちらも6月にリリースを控えるニューアルバムの先行シングル「リトル・モア・タイム」(-位→42位)が初登場。その後を、映画『プラダを着た悪魔』のオープニングテーマ曲でリクエストも確認されたケイティー・タンストール「サドゥンリー・アイ・シー」(155位→43位)と、夏にお馴染みのフレンチポップ・バンド、タヒチ 80の新曲「トゥー・マッチ・トゥー・ファスト・トゥー・スーン」(37位→43位)が追いかける。

 続いて「アイ・フィール・ソー・フリー」(47位→43位)が更に伸長したマドンナは、前週に続き4曲が同時チャートイン。【コーチェラ】共演も話題のサブリナ・カーペンターとの「ブリング・ユア・ラヴ」(-位→67位)、そしてGWの次週さらに上るだろう「ホリデイ」(177位→93位)、映画『プラダを着た悪魔』絡みで「ボーグ」(88位→191位)といった懐かしの曲も引き続きオンエア好調だ。

 また、ソンバーが4月17日にリリースした80'sシンセポップな「ポテンシャル」(55位→46位)は、週を追うごとに着実なオンエア伸長が見られる。NY出身、弱冠20歳のシンガーソングライターながら、昨年11月のデビューアルバム時からこれまで、楽曲リリース毎に数週にわたりTOP200圏内入りを果たしており、少しずつだがリクエストオンエアが確認され始めている点も特筆すべきだろう。洋楽ファンは今後の動向に要注目だ。

 2026年5月6日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年4月27日~5月3日 プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「風と町」が1位を獲得した。

 3月より放映中のNHK朝ドラ『風、薫る』主題歌となる同曲は、前々週4月13日の配信リリースとともに広くオンエアを獲得し始めると、前週に大きく伸長し今年最多の週間オンエア数を記録。チャートイン3週目を迎えた今週も、今年4番目となる圧倒的な週間オンエア数をキープし2連覇となった。

 オンエア獲得ステーションも前週と同じく調査対象の93.5%、FMでは全局と、今週最広範囲のカバー率を維持。リクエストオンエア数もTOP10ではダントツの最多で、今週も他を圧倒する注目度を見せた。

 2位はNumber_i「3XL」が圏外から浮上した。4月27日リリースのニューシングル表題曲となる同曲は、デジタルシングルとして1月29日の配信リリースとともに多数オンエアを獲得し、1/26~2/1チャートで2位に初登場。計3週連続でチャートインしたのち圏外となるも、シングルリリース週を迎え大きく再伸した。

 調査対象の51.6%となるステーションにて、それぞれ定期放送の番組/コーナーなどプロモーション枠を中心にオンエアを積み上げたかっこう。その一方、TOP200圏外時にも定期的に確認されてきたリクエストオンエアを今週も複数獲得するなど、さすがの人気ぶりがうかがえる。ファンダムの影響もありつつ、デジタルリリース週と同ポジションへの返り咲きとなった。

 3位はレディー・ガガ,ドーチー「ランウェイ」が前週9位から上昇した。5月1日にリリースされた映画『プラダを着た悪魔2』サウンドトラック収録の同曲。4月10日の単曲配信リリースと同時に名阪エリアを中心に開始されたオンエアは、徐々に波及していき4/6~4/12チャートで56位に初登場。その後も大量オンエアを維持し、チャートイン4週目および映画公開を迎えた今週、前週比42%のオンエア増でTOP3入りを果たした。

 2週目から欠かさず多数確認されてきたリクエストオンエアは、今週、洋楽ではダントツの最多数を獲得。同映画関連でマドンナ「ボーグ」(88位→191位)も引き続きチャートインするなど、映画への注目度の高さが関連曲のオンエア傾向から見て取れる。日本での映画興収も好調の様子だ。


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 新作発表やフェスでのサプライズ登場など、昨今、多方面で話題のマドンナ。その関連楽曲のオンエアが数週前よりこぞって伸長し始めるなか、今週のオンエアチャートでは4曲が同時チャートインする結果となった。

 マドンナは日本時間4月15日、自身のSNSで約7年ぶりのオリジナルアルバム『コンフェッションズII』を7月にリリースすることを発表した。まずは、そこからの新曲となる「アイ・フィール・ソー・フリー」が緊急リリースされオンエア急伸。今週47位に初登場した。

 また、今回の新作『コンフェッションズII』が2005年リリースのアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の続編的な作品になるとのことで、その前作からの先行シングル「ハング・アップ」が前週からオンエアが再伸。今週さらに伸び88位に再登場した。

 現地時間17日には世界最大規模の音楽フェス【コーチェラ】でヘッドライナーを務めたサブリナ・カーペンターのステージにマドンナがサプライズ登場。そこでデュエットした「ボーグ」も同じく88位に再登場した。

 ちなみに同曲は2006年公開の映画『プラダを着た悪魔』のテーマソングであり、5月1日よりその続編『プラダを着た悪魔2』が全国ロードショーとのことでも話題。その影響もあり3月初旬からオンエアが伸び始めていたが、ここに来てTOP200圏内へと浮上したかっこうだ。

 もう一曲は「ホリデイ」が177位にチャートイン。こちらは“休日”に欠かせない洋楽曲のひとつであり、言わずもがなゴールデンウィークを控えていることもあっての伸長だろう。

 なお、チャート圏外ながら上述以外の曲も多数関連曲のオンエアがこぞって伸長した。複数曲でリクエストオンエアも確認されるなど、マドンナへの注目度が高まっていることがこれらのオンエア状況からうかがえる。7月のニューアルバムリリースに向け、今後の動向にも注目だ。


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 2026年4月29日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年4月20日~4月26日 プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「風と町」が1位を獲得した。

 NHK連続テレビ小説『風、薫る』主題歌として書き下ろされた同曲は、4月13日の配信リリースと同時にFMを中心にオンエアが開始されると、リクエストを集めながら伸長していき前週7位に初登場。チャートイン2週目を迎えた今週、オンエア獲得範囲を調査対象の93.5%のステーションへと広げつつ、前週比270%のオンエア増を見せ首位へと上り詰めた。

 リクエストオンエア数も前週から更に増加し今週最多数を獲得するなど、オンエア解禁から日を追うごとに楽曲波及していった様子がうかがえる。2位以下を大きく突き放すその圧倒的なオンエア数は、今年の週間最多記録を塗り替えたことも特筆したい。

 2位はRIIZE「KILL SHOT」が初登場した。TVアニメ『キルアオ』エンディングテーマとなる同曲。4月19日の配信リリースを経て今週より開始されたオンエアは、帯放送の定期コーナー/番組を中心に積み上げていった結果、調査対象の61.3%となるステーションでの獲得に至った。

 AMでの獲得は1局のみなど、オンエアが限られた局・時間に集中しているが、今後その範囲を広げていくことで、更なる楽曲訴求およびリクエストオンエア獲得に期待したい。

 3位はINI「All 4 U」が前週30位から上昇した。4月22日リリースのシングル『PULSE』からのリード曲となる同曲は、同1日の先行配信を経て翌2日からオンエアが開始されると、3/30~4/5チャートで97位に初登場。その後、週毎に伸長していきチャートイン4週目を迎えた今週、シングルリリース週ともあり前週比477%のオンエア急増をみせTOP3入りを果たした。

 2位と同じく、帯放送枠でのオンエア獲得を中心にそのカバー率も同率61.3%ながら、長期オンエアにより少しずつ獲得範囲を広げつつ、前週からのゲスト出演も奏功し、多数のリクエストオンエアを獲得している点は特筆すべきだろう。セールスも絶好調のようだ。


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 今週のラジオオンエアチャートでは、国内および海外で話題のアーティスト達がそれぞれ多数曲を同時チャートインさせる結果となった。

 LiSAは4月15日にリリースしたアルバム『LACE UP』収録曲より6曲がチャートイン。同3日より先行配信され前週96位に初登場していた「DECOTORA15」は、発売週を受け大きく急伸し、調査対象の71%のステーションでオンエアを獲得。18位へと浮上した。

 同作からこの他、「Patch Walk」(45位)、「REALiZE」(136位)、「小豆あらい feat.MAISONdes,ケンモチヒデフミ」(136位)、「HOMEだよ」(157位)、「SWEET MAGIC」(188位)がチャートイン。JFN系列の番組『SCHOOL OF LOCK!』へのゲスト出演はじめ、多数番組でアルバムが紹介された。

 また、再始動と日本公演に沸くBTSからは、「SWIM」(7位→15位)、「2.0」(-位→53位)、「Body to Body」(-位→94位)、「Dynamite」(-位→94位)、「Hooligan」(-位→157位)と、5曲がチャートイン。

 一方、米音楽フェスティバル【コーチェラ2026】でヘッドライナーを務めたサブリナ・カーペンターから、「エスプレッソ」(175位→45位)、「ハウス・ツアー」(-位→109位)、「マンチャイルド」(112位→136位)、「ティアーズ」(-位→157位)の4曲がTOP200圏内入り。

 【コーチェラ】からは更に、Creepy Nutsが「Fright」(175位→14位)と「Bling-Bang-Bang-Born」(-位→188位)で、藤井 風が「It's Alright」(41位→57位)と「Hachiko」(-位→188位)で、ジャスティン・ビーバーが「デイジーズ」(-位→66位)と「ベイビー feat.リュダクリス」(-位→188位)で、それぞれ2曲送り込んだ他、ザ・ストロークス「ゴーイング・ショッピング」(107位→20位)、キャッツアイ「ピンキー・アップ」(-位→39位)、ロイエル・オーティス「スウィート・ハレルヤ」(-位→42位)、テディ・スウィムズ「ミスター・ノウ・イット・オール」(-位→45位)、オリヴィア・ロドリゴ「ドロップ・デッド」(-位→109位)、アニマ,LISA「バッド・エンジェル」(-位→124位)など、出演アーティスト達のオンエアがこぞって伸長した。

 米最大級の音楽フェスとあり、その注目度の高さから楽曲オンエアにも大きな影響を及ぼす結果となった。


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 2026年4月22日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年4月13日~4月19日 プランテック調べ)では、IMP.「INVADER」およびMISIA「ラストダンスあなたと」が同率1位を獲得した。

 TOBE所属の7人組が4月13日にリリースした「INVADER」は、発売同日よりFMを中心にオンエアが開始されると、一週間を通じて調査対象の61.3%となるステーションへと波及。各局の帯放送のコーナー/番組を中心にオンエア積み上げ、初登場1位を飾った。

 一方、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』主題歌に起用された「ラストダンスあなたと」は、4月10日の配信リリースに先がけ同6日よりオンエア解禁されると、日毎に伸長し前週チャート18位に初登場。今週初頭から更に範囲を広げていったオンエアは、調査対象の96.8%となるステーションへと波及し、今週最広範囲のオンエアカバー率を記録。さらにリクエストオンエアも最多で、今週最も広く注目された曲となった。

 上位が混戦となった今週のオンエアチャートでは、続く3位もTOMORROW X TOGETHER「Stick With You」およびTravis Japan「陰ニモ日向ニモ」が同率で登場した。

 K-POPの5人組が4月13日に韓国リリースしたミニアルバム『7TH YEAR: A Moment of Stillness in the Thorns』より、リード曲となる「Stick With You」。発売当日より開始されたオンエアは、主にFM局の帯放送コーナー/番組枠を中心に積み上げていき、一週間を通じて58.1%のステーションで獲得。初登場TOP3入りを飾った。

 日本の7人組が4月15日にシングルリリースした「陰ニモ日向ニモ」は、2月16日の先行配信から更に先がけ1月26日より一部でオンエア解禁されると、少しずつ波及していき配信リリース週に97位に初登場。その後圏外となるもオンエアは継続され、CD発売を迎えた今週大きく再伸。地方エリアを中心にFM/AMバランス良く58.1%のステーションでオンエアを獲得した。様々な番組にわたる長期オンエアが奏功し、多数リクエストが確認されている。


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 各局がプッシュする月間パワープレイ曲が出揃い、今週のオンエアチャートに色濃く影響を及ぼしているが、今月は各局の選出曲が少数曲に集中せず多様なラインナップであることが明らかになった。

 CLAN QUEEN「無花果」(5位→3位)、First Love is Never Returned「Good Morning」(3位→4位)は今週・先週の解説で先述した通り。

 これに加えてTOP10入りした曲では、優しくポップなメロディが特徴のberry meet「Life goes on」(15位→5位)を、FM NACK5、FM FUJI、α-STATION、e-radio、AIR-G'、Date fmなどが選出。

 さらには、ソウルフルな洋楽指向のサウンドが特徴のS.A.R.「Daylight」(9位→6位)は、Kiss FM、Love FM、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATAなどが。TVアニメ『オタクに優しいギャルはいない!?』エンディングテーマとなるハイエナジーなポップロックチューン、三四少女「一生仲仔」(12位→9位)は、FM NACK5、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、Date fm、関西のAMラジオ局5局“Monthly A Music”などが、それぞれ選出している。

 またTOP10圏外でも、Kan Sano「With Love feat. luv」(29位→11位)、んoon「SEE YA」(39位→11位)、Radio Fabres「春の窓から」(25位→16位)、Natsudaidai「Goldfish」(37位→18位)が、何処かの局で月間パワープレイに選出されオンエア伸長が見られている。

 各局が選りすぐってリコメンドするだけに、いずれも今後の活躍が大いに期待されるサウンド/顔ぶれだ。ラジオリスナーには新しい曲やアーティストに対し感度の高い音楽ファンが多いことが分かっており、そのアンテナにかかった曲には今後リクエストも集まることだろう。次週以降の各曲の動向に注目だ。


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 2026年4月15日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年4月6日~4月12日 プランテック調べ)では、桑田 佳祐「人誑し / ひとたらし」が1位を獲得した。

 TVアニメ『あかね噺』オープニング主題歌に書き下ろされ、CDシングルとしてのリリースを6月に控える同曲。4月3日の先行配信から大きく先がけ、2月28日放送の自身の番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』でフル解禁されると、5週連続して同番組のみでオンエア。その後、配信リリースと同時に他番組でもオンエア開始されると前週チャートで22位に初登場し、今週さらに前週比852%のオンエア増で首位へと上り詰めた。

 調査対象全てのステーションで獲得したオンエアの総数は、実に今年最多となる週間オンエア数を記録。リクエストオンエア数も今週ダントツの最多で、番組/リスナー双方に最も注目された曲となった。今年70歳を迎えソロ活動を本格始動させた桑田佳祐、その狼煙に相応しい圧勝だ。

 2位はCLASS SEVEN「心にキスをした」が初登場した。TOBE所属の7人組グループが4月6日にリリースした同曲は、発売当日より調査対象の45.2%となるステーションでいっせいにオンエアを開始。勢いそのまま各日でオンエアを伸ばし上位発進を果たした。

 定期コーナー/番組などの帯放送枠を中心に、各局で総じて2桁以上の回数を積み上げての局地的なオンエアとなるものの、大量オンエアが奏功し週後半にはリクエストオンエアも確認され始めている。次週以降、他ステーションへのオンエア波及に期待したい。

 3位はCLAN QUEEN「無花果」が前週5位から上昇した。“アートロック”を標榜する新世代ユニットが、4月15日に配信リリースする初メジャー作品にしてトリプルA面シングル「Secret Empire」からの同曲。FM802、FM Osaka、FM FUKUOKA、FM-NIIGATA、関西のAMラジオ局5局による“Monthly A Music”など、多数局で4月度の月間パワープレイに選ばれていることから、同1日の先行配信とともに各局でオンエア開始。前週チャートに初登場してした。

 調査対象の48.4%となるステーションと半分以下のオンエアカバー率であるものの、早くもリクエストオンエアを複数獲得している点、そしてYouTubeのMVコメント欄には“ラジオで同曲を知ったリスナー”による書き込みがここ数日で特に増えている点は特筆すべきだろう。次週以降のチャートアクションにも注目だ。


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 4月第一週を迎えた今週のチャートでは、新たな生活を迎えたであろう多くのリスナーを励ますべく、多彩な名曲がTOP200圏内に並んだ。

 入学シーズンに文字通り華を添える“桜”と季節を彩る“春”ソングが引き続きオンエア好調のなか、ケツメイシ「さくら」(14位→13位)、あいみょん「桜が降る夜は」(54位→14位)、ヨルシカ「春泥棒」(61位→44位)等は、前週より更に伸長。

 新生活を始める社会人リスナーに向けた曲からは、恒例のPerfume「ワンルーム・ディスコ」(149位→65位)が順位をあげた他、ザ・ローリング・ストーンズ「スタート・ミー・アップ」(77位)、エレファント・カシマシ「四月の風」(83位)、Perfumeからもう一曲「Spring of Life」(90位)、JUN SKY WALKER(S)「スタート」(105位)、[Alexandros]「ワタリドリ」(115位)、Mrs.GREEN APPLE「StaRt」(131位)、緑黄色社会「始まりの歌」(131位)が、それぞれ圏外から浮上した。

 一方で、Mrs.GREEN APPLE「ケセラセラ」(188位)、イーグルス「テイク・イット・イージー」(188位)といった曲もチャートイン。リスナーを違ったベクトルで“励ます”ため多くの番組が選曲したのだろう。

 後者の曲たちは桜/春ソング程に象徴的ではないためリクエストも総じて少ない。これだけバラエティに富んだ曲が並んだのは、各局・番組がリスナーのために趣向を凝らした結果だろう。ラジオのアイデンティティが映し出されたチャートとなった。


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 2026年4月8日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年3月30日~4月5日 プランテック調べ)では、BTS「SWIM」が1位を獲得した。

 3月21日に日本発売されたアルバム『ARIRANG』からの同リード曲は、注目の再始動を経て前々週チャート28位に初登場すると、そのまま勢いを増し前週6位へと浮上。今週は調査対象の90.3%となるステーションでのオンエアと、その獲得範囲を若干狭めるも、前週比53%のオンエア増を見せ首位へと上り詰めた。

 前週より開始されたラジオキャンペーン(ポスタープレゼント)の盛り上がりも影響してのものだろう、2位以下を大きく離すダントツのオンエア数獲得で圧勝となった。

 2位はSTARGLOW「USOTSUKI」が初登場した。オーディション<THE LAST PIECE>から誕生したBMSG所属5人組ダンス&ボーカルグループによる、4月1日リリースシングルからの同表題曲。3月30日の先行配信に合わせ関東エリアのFM/AM局を中心に開始されたオンエアは、日に日に伸長していった結果、週を通じて調査対象の80.6%となるステーションでの獲得に至った。

 オンエア総数の9割弱が関東エリアでのものと偏りが見られる一方、全国広範囲でゲスト/コメント出演が確認されるなど、各地で印象的な露出を行っていた点は特筆すべきだろう。次週以降、関東外でのオンエア波及にも期待したい。

 3位はFirst Love is Never Returned「Good Morning」が前週75位から急上昇した。北海道在住の社会人5人組バンドが、朝のTV情報番組『グッド!モーニング』に書き下ろした同曲。4月1日の配信リリースを前に、3月23日の同TV番組放送回での初オンエアを経て、ラジオでも同25日より先行オンエアを開始。パワープレイに選出されたBAYFMを筆頭に全国広範囲でオンエアを獲得し、前週チャートに初登場していた。

 BAYFMの他、α-STATION、e-radio、cross fm、FM-NIIGATAなどでも月間パワープレイに選出されつつ、今週はさらにTBSラジオ、文化放送で週間リコメンド曲に選出されたことで、前週比545%のオンエア急増となった。これらパワープレイにオンエア数が偏向しつつも、注視すべきは広く74.2%のステーションで獲得している点だろう。同曲に注目した番組が少数ながら各局に点在している証拠だ。各局内でオンエアが波及していくことで、今後更にオンエア数を伸ばす可能性がある。次週以降の動向に注目だ。


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 音楽的トピックが複数あった今週のチャートでは、複数の楽曲をTOP200圏内に同時チャートインさせるアーティストが多く見られる結果となった。

 ニューアルバム『産声』を3月25日にリリースしたMr.Childrenからは、その表題曲「産声」(14位→10位)がTOP10入り。アルバムからこの他、「Again」(189位→12位)、「Saturday」(67位→30位)、「家族」(-位→111位)、「キングスネークの憂鬱」(-位→174位)がチャートインした他、さらには「彩り」(111位)、「HANABI」(149位)、「星になれたら」(174位)、「旅立ちの唄」(174位)といった過去曲が圏外から浮上。計9曲が同時にチャートインした。新作リリースをきっかけにミスチル自体への注目度が高まったかっこうだ。

 前々週末に復活ライブ&スタジオアルバム『ARIRANG』をリリースしたBTSからは、アルバムリード曲「SWIM」(28位→6位)が急浮上。同じくアルバムから「Body to Body」(18位)、「FYA」(96位)、「One More Night」(96位)がチャートインするなか、代表曲「Dynamite」(87位→40位)は更に多くのオンエアを獲得し上位へと浮上した。

 複数曲をチャートインさせたアーティストは他にも多数おり、昨今のヒット曲多産組からMrs.GREEN APPLEが5曲、HANAが3曲。ニューアルバムのリリース組からはチャーリー・プース、FIVE NEW OLD、ブルーノ・マーズがそれぞれ3曲チャートイン。

 また、春/桜のシーズナルソングを複数持つアーティストから、あいみょんが「桜が降る夜は」(-位→54位)、「ハルノヒ」(60位→129位)、「双葉」(-位→196位)の3曲。いきものがかりから「SAKURA」(44位→67位)、「花は桜 君は美し」(87位→174位)の2曲。スピッツからも「春の歌」(26位→38位)、「チェリー」(67位→61位)の2曲がチャートインした。


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 2026年4月1日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年3月16日~3月22日 プランテック調べ)では、チャーリー・プース「ホーム (feat.宇多田ヒカル)」が1位を獲得した。

 3月27日リリースのアルバム『ホワットエヴァーズ・クレヴァー!』より、宇多田ヒカルとのコラボレーションとなる同曲。10日の配信リリースとともにオンエアが開始され前々週チャートで7位に初登場すると、日に日にオンエアが伸長し前週3位へと浮上。リリース週を迎えた今週、更に前週比109%のオンエア増により首位へと上り詰めた。

 定期コーナー/番組など帯放送枠を基盤としつつも多数番組でオンエアを獲得しており、ステーションカバー率は調査対象の93.5%(FMでは全局)と前週からオンエア範囲も拡大。引き続き安定数のリクエストオンエアが見られる点、そして「ビート・ユアセルフ・アップ」(142位→67位)、「チェンジズ」(-位→196位)ほか収録曲のオンエアが伸長していることからも、ニューアルバムへの注目度の高さがうかがえるだろう。洋楽での総合1位は2/2~2/8チャートでのブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」に続き、今年2曲目の快挙だ。

 2位はKing & Prince「Waltz for Lily」が初登場した。3月25日リリースのニューシングルより、永瀬 廉×吉川 愛のW主演映画『鬼の花嫁』主題歌として描き下ろされた同曲。23日の先行配信とともに広くオンエアが開始されると、そのまま勢いを増していき週を通じて67.7%のステーションへと波及。上位発進をきった。

 帯放送の定期コーナー/番組など、決まった時間枠で各々大量にオンエアを積み上げているかっこうながら、TBSラジオ“今週の推薦曲”への選出や、全国多数番組でリクエストオンエアを獲得するなど、さすがの注目度となった。

 3位はHearts2Hearts「RUDE!」が前週101位から急上昇した。SMエンターテインメント所属の8人組ガールズグループによる同曲。2月20日のリリースとともにオンエアが開始され週毎にオンエアを伸ばしていくなか、グループ初の日本語歌唱バージョンが3月18日に配信リリースされると、更に伸長し前週チャートに初登場。今週は前週比1235%のオンエア急増によりTOP3入りを果たした。

 こちらも帯放送の定期コーナー/番組を中心とし、調査対象の67.7%となるステーションで各々一定数のオンエアを積み上げたかっこう。その一方で、J-WAVE、TBSラジオ、e-radio、FM NORTH WAVEといった局では、オンエア数は少数ながら特定の番組で注目=オンエアを獲得していることから、プロモーションを広げることで更なるオンエア波及が見込めそうだ。


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