大阪で強しウルフルズ新曲1位、ワンオク快調、Eveへのリクエスト漸増

 今週、2019年2月27日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年2月18日~2月24日 プランテック調べ)では、ウルフルズ「リズムをとめるな」が1位を獲得。先週12位から一気に頂点へと上りつめた。

 2月20日に配信リリースされた同曲。1月28日~2月3日チャートで初登場してから順調にオンエア数を伸ばしていき、61位→41位→12位→1位と、リリースに合わせ理想的なチャートアクションを見せた。

 パワープレイへの選出はないものの、FM・AM問わず9割以上のステーションでオンエアされているのはさすが。特に地元大阪を中心とする関西エリアでは全FM・AM局でオンエアされており、回数で見ると同エリアでのオンエアが最多であることも見逃せない。

 2位はONE OK ROCK「Wasted Nights」で先週1位からのダウン。収録アルバム『Eye of the Storm』のリリース翌週ながら依然として大量オンエアをキープしつつ、先週に続いて計5曲がチャートイン。今週新たに「Grow Old Die Young」が148位に浮上したのも特筆すべきだろう。

 番組が紹介したいとする楽曲が多く、さらにロングスパンでの露出効果が2週目のセールス結果にもしっかり反映されている。良質な作品を良質なプロモーション戦略により広く訴求させたモデルケースと言えるだろう。

 3位はEve「僕らまだアンダーグラウンド」で、先週2位からのダウン。多数局でのパワープレイ選出により引き続き大量オンエアをキープしているかっこうだが、注目はそのリクエスト数だ。

 1位を獲得した2月4日~10日チャートからオンエア数は徐々に減少しているものの、リクエスト数はそれに反し漸増しているのだ。キャッチーな楽曲が繰り返しオンエアされることでリスナーのニーズも増したのだろう。次作での反応にも期待したい。


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