シーズン本格到来、“花火ソング”がチャート上位に打ちあがる

 記録的な暑さが日本列島を包み込み、ラジオ・オンエア・チャート上では新旧サマーソングが出揃うなか、各地で花火大会シーズンが本格化した今週、花火ソングの名曲達が上位へと浮上し始めた。

 最高位を飾ったDAOKO × 米津 玄師「打上花火」(56位→16位)は、2017年のリリース以降、最も定番の花火ソングだ。例年この時期に一番オンエアが伸びる曲で、今年も他を凌ぎ最多数オンエアとなった。

 続いてaiko「花火」(36位→21位)とMr.Children「HANABI」(87位→34位)も欠かせない曲で、今週しっかりとオンエアの伸長が見られた。特に後者は関連曲で最もリクエストオンエアの多かった曲で、広い世代に愛されていることが窺える。

 この他、洋楽ではお馴染みのケイティ・ペリー「ファイヤーワーク」(63位→86位)や、DREAMS COME TRUEの懐かしい1992年リリースのアルバム曲「あの夏の花火」(101位→190位)は、既に前週にオンエアのピークを迎えていたものの、今週もチャート圏内に留まった。

 今後も多数の花火大会が予定されており、久々4年ぶりの開催であるところも多いだろう。上述曲のオンエア数がここ数年の同時期で一番多いことからも、各地での盛り上がりが容易に想像できる。他にも夏ソングに祭ソングにと、夏期シーズンソングが満載な昨今のラジオ・オンエア・チャート。台風も気になるところだが、次週もリアル共々夏気分を味わえることを期待したい。


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