3位はBTS「Dynamite」が先週7位からさらに再浮上、8週ぶりのTOP3返り咲きとなった。同曲は8月17日~8月23日チャートで94位に初登場すると、週を追うごとに順位を上げ9月28日~10月4日チャートでは1位を獲得。以降も安定したオンエアをキープし続けており、今週で実に15週連続チャートインとなった。
コアファンから毎週、各局へ多くのリクエストが寄せられていると予想され、オンエア獲得に少なからず影響していることだろう。しかし、それにしてもいわゆる“洋楽曲”がAMも含めた全国の局から長期的に支持されるのは異例のこと。今年立て続けに報じられた数々の世界的な記録樹立による話題性も作用してのことと思われる。
そんななか11月20日にリリースされたミニアルバム『BE (Deluxe Edition)』も当然注目され、同作からは今週「Life Goes On」のオンエアも急伸。先週120位から大きく浮上し、TOP10に2曲同時チャートインさせる結果となった。
これまではコアファン中心だった支持層が、ここ日本でもいっきに一般層へと浸透したのだろうか。以前から本解説で触れているが、特に若年層の洋楽離れが進む日本において、世界標準となる彼らの音楽を機に洋楽へ興味を持つ音楽ファンが増えてくれれば、日本の音楽マーケットも広がりを見せることとなる。BTSがその懸け橋を担ってくれることを期待したい。
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