新曲接戦で広範囲オンエアの米津玄師に軍配、ヒゲダン新曲は2位

 2020年7月15日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年7月6日~2020年7月12日 プランテック調べ)では、米津玄師「感電」が初登場1位を獲得した。

 8月リリースのアルバム『STRAY SHEEP』より7月6日に先行配信された同曲は、綾野剛と星野源のW主演ドラマ『MIU404』の主題歌。10日の放送回直後に公開されたMVもさっそく話題となるなど、「Lemon」「馬と鹿」と同様、ドラマ主題歌としてのシナジーも助力し今作もロングヒットが期待できそうだ。ラジオオンエアは配信リリース当日の解禁後、瞬く間に広がり調査対象全てのFM/AMステーションでオンエアが見られた。リクエスト数も今週最多だった。

 2位はOfficial髭男dism「Laughter」がこちらも初登場となった。同じく8月にリリースを控えるEP『HELLO EP』より、7月10日先行配信の同曲は映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』主題歌。楢崎誠(Ba/Sax)がDJを務めるFM FUJI『ロヂウラベース』の6日の放送でオンエア解禁されると、翌日以降、各局がこぞってオンエアを開始。リクエストも早速、米津に次いで多数の数を集めるなど、同曲もさすがの好発進となった。

 3位は森崎ウィン「パレード - PARADE」が先週2位からのダウン。引き続き多数局でのパワープレイ選出による大量オンエアでTOP3をキープしたかっこうだ。上位2曲同様、8月リリースのEP『PARADE』からの同曲。微増ながらオンエアした局数やリクエスト数の増加がみられており、EPリリース日までどこまで広く訴求できるか注目だ。

 なお、上位3曲はともに4位以下を100回以上上回るオンエアがみられ、かつ接戦の様相を呈した。FMチャートではOfficial髭男dismが1位、AMチャートでは森崎ウィンが1位を獲得しているものの、FM/AM総合では全国広範囲でバランス良くオンエアされた米津玄師に軍配があがった。


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