洋楽部門において独走するレディー・ガガに続き、今週のチャートでは注目アーティスト達の新曲が浮上を開始した。
先週169位からガガに続く4位に急浮上したのは米サーフ・ポップ・デュオ、サーフェシズの「ラーン・トゥ・フライ feat. エルトン・ジョン」。FMフレンドリーなサウンドは、夏の日常へのあこがれと先行き不透明な不安感に安らぎを与えてくれるものだ。
先週17位から10位に再浮上したThe 1975「イフ・ユーア・トゥー・シャイ(レット・ミー・ノウ)」は、アルバム『仮定形に関する注釈』リリース直後に最高位4位を記録し、今週再びTOP10入り。こちらも夏に良く合う80'sサウンドで、FMから流れてくる心地良いサウンドに聴き入るリスナーも少なくないだろう。
また、TOP10圏外でもドージャ・キャット「セイ・ソー feat. ニッキー・ミナージュ」(16位→15位)、ノラ・ジョーンズ「アイム・アライヴ」(27位→17位)、シーア「トゥゲザー」(47位→33位)、ブラック・アイド・ピーズ「ノー・マニャーナ + エル・アルファ」(-位→46位)、マシュメロ&ホールジー「ビー・カインド」(62位→46位)などのオンエアが増加した。
本来であれば夏を先取りしその到来を盛り上げてくれるはずだが、どの曲も哀愁をどことなく感じさせる。日常を取り戻しつつあるものの、今年は難しいかもしれない海やプールサイドでの光景、夏のサンセットをいちはやく洋楽曲が疑似的に味わわせてくれている。
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