新型コロナウイルスの影響により各地でお花見が自粛されるなか、桜が今週のチャート上に咲き乱れた。最上位15位に入ったのは三重県出身のSSW、野田愛実による「サクラヒラリ」(17位→15位)。往年の“さくらソング”に共通する哀愁をほんのり漂わせた新曲で、前向きな歌詞が今の世情に響く佳曲だ。
また、往年の名曲ではケツメイシ「さくら」(78位→19位)、森山直太朗「さくら」(40位→25位)が、さくらソングでは同着のリクエスト最多となった。この他、福山雅治「桜坂」(92位→27位)、YUI「CHE.R.RY」(72位→37位)、aiko「桜の時」(37位→46位)、星野源「桜の森」(131位→55位)、宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」(187位→74位)、いきものがかり「SAKURA」(113位→78位)、和楽器バンド「千本桜」(-位→78位)、アンジェラ・アキ「サクラ色」(131位→97位)などが上位入りしている。
なお、歌詞的にも楽曲的にもストレートなソレとは異なるが、ゆず「花咲ク街」(30位→41位)は来年以降も新たな“さくらソング”として愛されるかもしれない。今年は自宅のラジオで桜を堪能したリスナーも多かったことだろう。来年は桜の木下で気兼ねなく楽しみたいものだ。
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