今週のTOP10には1位のレディー・ガガをはじめ、5位にMr.Children「Birthday」、6位にゆず「花咲ク街」、10位にaiko「青空」といったベテラン勢がチャートインするなか、上述のRude-α、河内REDSの他、“NEXTブレイク”勢達の浮上が目立った。
4位のビッケブランカ「Shekebon!」は2月14日の配信リリース曲で、4週目のチャートインにして先週17位からのTOP5入り。FM中心ながら広い範囲でのオンエア獲得はさすが。今年更なる活躍が期待できそうだ。
7位のぜったくん「Parallel New Days」は、3月4日リリースの初CD作品『Bed TriP ep』からのリード曲。東京・町田のラッパー/トラックメイカーで、2018年にはSEKAI NO OWARI、Official髭男dismなどを輩出したラストラム・ミュージックエンタテインメント主催の新人オーディションで優勝。同社が送り出すアーティストという点でも注目必至だろう。
そして同着8位には、セレステ「ストップ・ディス・フレイム」、ラウヴ「モダン・ロンリネス」といった洋楽アーティストがチャートイン。英SSWのセレステは、これまでにアデル、エリー・ゴールディング、サム・スミスなどが選ばれた英BBCによる期待の新人リスト【BBC Sound of 2020】で1位、【ブリット・アワード】では批評家賞を受賞するなど、母国では既に最注目の新星アーティストだ。
一方のラウヴは各メディアから高く評価されるSSWで、3月6日リリースのデビューアルバム『~ハウ・アイム・フィーリング~』からの先行シングル全9曲は、YouTube公式チャンネルで計50億回再生を突破。また、同アルバムにはBTS、トロイ・シヴァンなどの超豪華アーティストが参加していることでも、その注目度が計れるだろう。
なお、その後を追いかけるLucky Kilimanjaro「Drawing!」(24位→11位)、sumika「センス・オブ・ワンダー」(36位→12位)もブレイクが有力視されるアーティスト。キャリアに関係なく今、ラジオがリコメンドする楽曲/アーティストが入り乱れるチャートとなった。
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