1月15日リリースのKing Gnuのアルバム『CEREMONY』より、計7曲が今週のチャート圏内入りした。「Teenager Forever」(7位→4位)、「どろん」(176位→17位)、「白日」(55位→37位)、「小さな惑星」(圏外→73位)、「Overflow」(圏外→149位)、「ユーモア」(圏外→171位)、「飛行艇」(圏外→171位)などのオンエアが特に急伸した。
なかでも昨年2月にデジタルリリースした「白日」は、同2月11日~2月17日チャートで16位に初登場以降、20週連続でチャートイン。さらに再々登場した11月4日~11月10日付けから現在まで10週連続でチャートインし続け、11か月間で計31週を過ごしている。
彼らの場合、2017年の1stアルバム『Tokyo Rendez-Vous』リリース時より既にチャートインする程のラジオオンエアがみられ、特に2018年の11月下旬からはアルバム『Sympa』より「Slumberland」でパワープレイを獲得すると、リクエスト数が急増して行った。ここで開拓したファン層を中心に毎週、「白日」に安定した数のリクエストが集まり、結果的にロングスパンでのオンエアに至っているのだ。
感度の高いラジオリスナーへ少しずつ浸透させ支持基盤を築いていった結果、「白日」は2019年を代表するラジオヒット曲の一つとなり、そして本アルバムでの好成績へと流れ着いた。ちなみに今週、アルバム収録曲で最もリクエストが集まったのは「どろん」だ。「白日」だけにとどまらないことも特筆しておきたい。
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