桑田&The Pin Boysが1位、注目のネクストブレイカー“FAITH”が2位

 2020年1月15日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年1月6日~2020年1月12日 プランテック調べ)では、桑田 佳祐 & The Pin Boys「悲しきプロボウラー」が1位を獲得。12月16日~22日チャートで8位に初登場後、3週目で頂点に上りつめた。

 2年連続で開催されているボウリング大会『KUWATA CUP 2020』の公式ソングとなる同曲は、2月12日発売シングルながら早くもオンエア急増。前週9位から浮上した。前作「レッツゴーボウリング」のオンエアも多かったが、今作ではそれを上回る大量オンエアを獲得。調査対象9割以上のステーションで少なくとも1回以上オンエアがあるのもさすがだ。リリースおよび本大会開催の2月まで保持できるか注目したい。

 2位はFAITH「Party All Night」が先週16位から上昇した。同曲は平均年齢20歳の男女混成5人組バンドが1月15日にリリースするアルバム『Capture it』に収録。リリース前週にして一気に急伸したオンエア数は、桑田 佳祐 & The Pin Boysにせまる勢いで首位の射程圏内だ。リリース週となる次週、1位獲得もあり得るだろう。

 なお、オフィスオーガスタ所属の新世代アーティストによるメジャーデビューアルバムということで、新人ながら各ステーションからの注目度も高く多数局でパワープレイに選出。6日のFM802『ROCK KIDS 802 OCHIKEN Goes ON!!』、7日のFm yokohama『Tresen』、12日のJ-WAVE『J-WAVE TOKIO HOT 100』など、人気番組へのゲスト出演も目立ち、同収録の「19」も先週134位から16位へ上昇した。新世代によるグローバルポップ・サウンドは今年、ネクストブレイカーとして広く注目されていくことだろう。

 3位はレックス・オレンジ・カウンティ「フェイス・トゥ・フェイス」が先週24位から浮上した。イギリスの新鋭シンガー・ソングライターが昨年配信リリースしたアルバム『ポニー』を、1月29日に国内盤CDとしてリリースする。配信リリース時には「10/10」がオンエアされていた(最高13位)が、今回はタイトル曲のオンエアが増加。その爽やかなサウンドはFMとの相性も良く、各地でのパワープレイ選出もあわせて全国区でオンエアされ、結果、ジャスティン・ビーバーの新曲「ヤミー」をも上回った。



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