今週はクリスマス直前週とあり関連曲のオンエアがピークを迎え、上述のとおりワンツーフィニッシュを飾った他、様々なクリスマスソングが彩った。ちなみに昨年同時期のチャートでTOP10入りしたクリスマスソングは3曲のみだった。
「恋人たちのクリスマス」と「クリスマス・イブ」は調査対象となる全てのステーションでオンエアがみられるなど、誰もが認める代表曲だ。しかし、リスナーのニーズを反映したリクエスト数で見てみると、最多はback number「クリスマスソング」(5位)で、次に「クリスマス・イブ」、B'z「いつかのメリークリスマス」(28位)、「恋人たちのクリスマス」、ワム!「ラスト・クリスマス」(9位)、BoA「メリクリ」(22位)、稲垣 潤一「クリスマスキャロルの頃には」(64位)、クレイジーケンバンド「クリスマスなんて、大嫌い!!なんちゃって」(60位)、宇多田 ヒカル「Can't Wait 'Til Christmas」(77位)、安室 奈美恵「Christmas Wish」(43位)と続く。
一方、ラジオ局側が定番とする曲はどうだろう。オンエアされた“放送局数”で検証すると、上位2曲に続くのはワム!「ラスト・クリスマス」、クリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」(13位)、ポール・マッカートニー/ウイングス「ワンダフル・クリスマスタイム」(14位)、back number「クリスマスソング」、桑田 佳祐「白い恋人達」(38位)、竹内 まりや「すてきなホリデイ」(18位)、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(20位)、B'z「いつかのメリークリスマス」、ダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」(25位)、松任谷 由実「恋人がサンタクロース」(25位)などで、必ずしもイコールでないのが興味深い。
なお、エリア別にみて一番クリスマスソングのオンエアが多かったのは名古屋地区で、特にZIP-FMでは強い傾向にあった。
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