今週、2019年11月20日発表のラジオ・オンエアチャート（集計期間：2019年11月11日～11月17日 プランテック調べ）では、eill「SPOTLIGHT」が2週連続1位を獲得した。
同タイトルの1stアルバムが6日にリリースされ、発売翌週ということもありオンエア数は減ったものの、多数局でのパワープレイ選出が助けて2連覇となった。特筆すべきは、局地的なオンエアではなく全国広範囲のステーションでオンエアされている点だ。引き続き今週も多数のゲスト出演がみられるなど、eillの名がラジオリスナーにも少しずつ浸透していくことだろう。今後もブレイク指標となるリクエスト数の推移に注目したい。
2位は山下 達郎「RECIPE」がチャートデビューを飾った。前週10日放送の自身の番組『山下達郎のJXグループ サンデー・ソングブック』にて初オンエア後、翌11日からは全国的に広がりFM/AM問わず多数ステーションでオンエアがみられた。
木村拓哉主演のTBS日曜劇場『グランメゾン東京』主題歌として書き下ろされた同曲。ドラマ自体が好評なこともあり、リクエストは今週最多となる数が集まった。前クールの同枠ドラマ『ノーサイド・ゲーム』では、ストーリーと主題歌（米津玄師「馬と鹿」）の親和性が高いことでも大きな話題を呼んだ。今回のずばり“RECIPE（レシピ）”は比較的ポップな内容だが、ドラマの盛り上りと共にどんな反応がみられるか楽しみだ。オンエア数も27日のシングルリリースに向け更に伸ばすことだろう。
3位はLONGMAN「Wish on」が先週のポジションを死守。こちらも複数ステーションでのパワープレイ選出を受け、引き続き大量オンエアをキープしている。アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』エンディングテーマとしてテレビ視聴者に訴求している一方、ラジオではパワープレイでのオンエアが中心で局地的なアピールとなっており、今後これをどう広げられるかがポイントになるだろう。
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