今週、2019年9月18日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年9月9日~9月15日 プランテック調べ)では、米津玄師「馬と鹿」が首位を獲得。2位以下と100ポイント近い差を付けての圧勝となった。
主題歌として書き下ろしたドラマ『ノーサイド・ゲーム』の盛り上りも話題となるなか、同最終回とシングルリリースが重なった今週、チャートイン5週目にして期待通りの堂々1位を飾った。事前アナウンス無しでドラマ内での楽曲初解禁に始まり、物語が白熱するに準じてシンクロ率の高い楽曲への注目度も上げつつ、それが最高潮に達した最終話を迎える週にリクエストも倍増させシングルリリースと、1位獲得に向けた完璧なシナリオであった。調査対象全てのステーションでオンエアされているのも見事だ。
2位はスピッツ「ありがとさん」が先週1位から下降した。同収録のニューアルバム『見っけ』リリースに向けた“レディオの皆さま、ありがとさん”キャンペーン開催期間中とあり、先週に引き続き大量オンエアをキープ。回数は減ったものの、オンエアのあったステーション数は先週よりも増加した。
3位はOfficial髭男dism「イエスタデイ」が初登場にしてTOP3入りとなった。先週124位から100位へ再上昇した「Pretender」と22位の「宿命」は、サブスク同様にラジオでも相変らず根強い人気。新曲が登場する毎にヘビロテ・リストに追加される“髭男イズム”は衰え知らずだ。米津に次ぐリクエスト数もさすがで、解禁とほぼ同時に多数集め始めていた。これらが全て収録される10月9日リリースのニューアルバム『見っけ』まで、さらに盛り上りを見せるだろう。
なお、「イエスタデイ」と同じく9月20日公開の映画『HELLO WORLD』主題歌に起用された2曲、OKAMOTO'S「新世界」とNulbarich「Lost Game」も今週オンエアが急伸し、それぞれ63位、31位にチャートインした。同2曲の動向にも注目だ。
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