サザン新曲が圧勝、2位ヒゲダンは甲子園効果も、スカパラ“歌モノ”新Sgが3位

 今週、2019年8月21日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年8月12日~8月18日 プランテック調べ)では、サザンオールスターズ「愛はスローにちょっとずつ」が先週3位から首位へ上りつめた。

 8月12日リリースの同デジタルシングルは、全国ツアー中に披露され話題となっていた曲。今週はリリース週とありオンエア数を一気に伸ばし、2位以下とダブルスコア以上の大差で圧勝。調査対象全ステーションでオンエアがみられ、FM/AM両チャートを制しての完全勝利となった。

 また、17日には自身初の試みとなったYouTube同時生配信での番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び 真夏の夜の納涼生歌スペシャル』のオンエアがあった。浴衣姿で臨んだ桑田は、アコースティック編成のバンドをバックに「愛はスローに~」ほかKUWATA BANDやソロ曲も交え、惜しげもなく全7曲を生披露。同新曲を披露する際には「前回のツアーでお客様と一緒に育ててきたというか、熟成させていただいて参りました」と紹介しつつ、音源とは一味違うアレンジで届けた。

 なお、ラジオ放送後にはYouTube配信番組でのみプラス1曲披露するなどのサービスもあった。リスナーから寄せられたフレンドリーなメッセージを挟みつつ、終始和やかな雰囲気とレアな生演奏で進行していった同放送を機に、ラジオのオモシロさを認識したネットユーザーも多かったことだろう。

 2位はOfficial髭男dism「宿命」が死守した。7月31日発売のシングルながら、今週で9週目のチャートインかつ8週連続TOP4キープで、前作「Pretender」(こちらも今週162位に上昇)同様に長期オンエアとなっている。また、「2019 ABC 夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソング」に起用されている同曲。球児たちの熱戦も功を奏し、リクエストは今週ダントツで最多となった。

 3位は東京スカパラダイスオーケストラ「リボン feat.桜井和寿(Mr.Children)」が先週1位からのダウン。リリースの翌週とありオンエア数は減少したものの、9割以上のステーションでオンエアが見られたのはさすが。また、18日の【SUMMER SONIC 2019】東京公演のステージに桜井も登場したとのニュースが広く伝えられており、同フェス今年のハイライトのひとつとなったことだろう。これが次週のオンエアにも影響するか注目したい。


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