大注目ビリー・アイリッシュが1位、ゲスト出演多数の関取花が2位、ヒゲダンがリクエスト最多で3位

 今週、2019年5月15日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年5月6日~5月12日 プランテック調べ)では、ビリー・アイリッシュが「バッド・ガイ」で初の1位を獲得した。

 3月29日リリースのアルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』収録の同曲は、4月1日~4月7日チャートで71位デビューした後、25位→18位→15位→7位→1位と推移。これ以前には同アルバムから「ベリー・ア・フレンド」が同じく大量オンエアされており、2曲にわたってロングスパンでのラジオ露出を続けている。

 これが功を奏し、いずれもラジオとの親和性の高いストリーミング・サービスでの再生数やCDセールス数を着実に積み上げているようだ。世界での注目度と同様、ここ日本でも弱冠17歳の奇才に注目が集まっている。

 2位は関取 花「太陽の君に」が先週4位から上昇。5月8日発売のメジャーデビュー・ミニアルバム『逆上がりの向こうがわ』収録曲で、リリース週を迎えオンエア数を伸ばした。曲のオンエア自体は4月中旬からスタートし、同下旬からは積極的なラジオ露出を続けている。

 今週もゲスト出演が多数見られるなか、自然体に話す彼女に女性リスナーからのリクエストが目立ったのも特筆点だろう。リリース当日放送のJ-WAVE『GOOD NEIGHBORS』出演時には、同曲について“インディーズ作品時に選考から落ちた曲だったが、亀田誠治のプロデュースにより曲が化けた”ことや、CDを買って欲しい理由として「作品に関わってくれている人の名前が全て入っている。私だけが作ったものではないので、出来れば(CDを)皆の手元にずっと残しておいてくれたら」などと実直に話す姿が印象的だった。

 3位はOfficial髭男dism「Pretender」が先週2位からのダウン。リリースを翌週に控えてのタイミングながらオンエア数自体は先週よりも増加し、TOP3をキープした。4月8日~14日チャートで4位に初登場して以来、大量オンエアを持続させるなか、リクエスト数が右肩上がりなのも注目すべきだろう。今週はAMチャートでも2位となるなど、9割以上のステーションで全国的にオンエアされており、“ヒゲダン”への広範囲での注目度の高さが窺える。セールスの結果も非常に楽しみだ。


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