◆THE YELLOW MONKEY、ニューアルバム『9999』から計8曲チャートイン
THE YELLOW MONKEYが19年ぶりにリリースした話題のオリジナルアルバム『9999』より、計8曲が同時チャートインした。「I don't know」は1月7日~13日付けで38位に登場以降、途中1週途切れるものの計15週過ごし、今週は12位にチャートイン。その他は、「天道虫」(19位)、「ALRIGHT」(42位)、「ロザーナ」(85位)、「Balloon Balloon」(139位)、「Horizon」(139位)、「Changes Far Away」(147位)、「砂の塔」(147位)だ。
テレビでも積極的な露出が見られるなか、今週はリリース週とあってラジオでも多数番組へコメントを寄せていた。話題性と変わらぬ人気ぶりを呈し、セールスも頗る良い結果が出ているようだ。
◆クイーン、映画DVD発売日に“来日公演決定アナウンス”で再びオンエア急増
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が早くもブルーレイ/DVD化され、テレビCMが大量投下されるなか、同商品のリリース日でもあった17日には“クイーン+アダム・ランバート”の来日公演決定のニュースが拡散。これを機に再びクイーンの名曲群のオンエアが急増した。
「ボヘミアン・ラプソディ」(33位)、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」(36位)、「レディオ・ガ・ガ」(58位)、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(81位)、「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」(112位)、「伝説のチャンピオン」(139位)、「アンダー・プレッシャー」(189位 ※クイーン&デビッド・ボウイ)と、ラジオならではの「レディオ・ガ・ガ」や日本で人気の「ボーン・トゥ~」以外、どれも劇中で印象的に使われていた曲だ。
一連のストラテジックな仕掛けは見事だが、それにも増してやはりクイーンの音楽そのものの魅力がこれだけの社会現象を巻き起こすのだろう。良い音楽が新しい世代にも届き、名実ともに広く評価を受けたのだ。素晴らしい音楽を知ってもらう為に、きっかけをどう作るのか。方程式はないが“クイーン旋風”から何か学べるものがありそうだ。
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