今週のラジオオンエアチャートでも、お馴染みのビッグネームから月間パワープレイ選出により大量オンエアを維持する新人アーティストなど、バラエティに富んだラインアップが並んだ。そんななか、リクエストオンエアの獲得数で集計をしたところ特筆すべき点が明らかになった。
各曲が獲得したオンエアのうち、リスナーからのリクエストによるもの、もしくはリクエストも届いていたオンエアを、いわゆるリクエストオンエアとしてカウントしている。そのリクエストオンエアが今週最も多かったのは、6位に初登場した星野 源「好き」で、こちらはでダントツの最多数を獲得するさすがの結果となった。
そしてこれに続いて多かったのは、10位に初登場したTOMOO「大人になったら」なのだ。ポニーキャニオン内IRORI Records発の同シンガーソングライターは、2022年のメジャーデビュー曲でラジオチャート1位を取るや、以降も新曲の度に大量のラジオオンエアを獲得。これが奏功しラジオリスナーに大きな支持基盤を築いていることが、今週の結果からも分かる。
ちなみに、TOMOO「大人になったら」のリクエストオンエア数は、今週1位のミセスをはじめ、総じてリクエストの多いシーズンソングからのDAOKO × 米津 玄師「打上花火」(41位→63位)、更にはVaundy「かげろう」(6位→14位)をも上回った。ラジオリスナーからどれだけ注目されたかがうかがえるだろう。
また、上述した曲に続いて今週リクエストオンエアが多かったのが、離婚伝説「大空港」(100位→4位)だ。TOMOOと同様にこちらも過去作では安定して多数ラジオオンエアを獲得しつつ、そのたびにリクエストオンエア数を伸ばしている。同じくラジオリスナーに確固たるファン基盤があるのだ。同曲のリクエストオンエア数は今週、aiko「花火」(57位→25位)なども上回った。
これら注目の2曲に共通するのは、それぞれ定期放送枠のみならず様々な時間帯の番組でオンエアを獲得している点だ。多くの番組が純粋にプッシュしたい曲として選曲されており、これがリスナーにもしっかり届いているのだ。
これまで、あいみょん、ヒゲダン、ミセス、マカえんなどもメジャーデビュー当初よりラジオオンエアが盛んで、ブレイク直前には揃ってリクエスト数を伸ばし始めてきた。TOMOOや離婚伝説にも同じようにその兆しがあると言えるだろう。今後の動向に注目したい。
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