寒さ到来で各局・番組の選曲も“冬の訪れ”あらわに

 季節外れの暑さが落ち着いたかと思えば、例年の気温を下回る寒さが到来した今週、各局・番組での選曲も大きく舵を切り、冬の訪れを感じさせる曲のオンエアが伸長。チャートにも影響が見られ始めた。

 関連曲で最もオンエアが伸びた槇原 敬之「冬がはじまるよ」は、圏外からいっきに31位へと浮上。その名のごとく明瞭なタイトルと歌詞の名曲は、例年と同時期に今年もオンエアが再伸し始めたかっこうだ。

 これに続いたのは小泉 今日子「木枯しに抱かれて」(153位→68位)だ。こちらは一足早く前々週10/20~10/26チャートで143位に再登場し、今週大きく急伸した。

 ザ・おめでたズ、思い出野郎Aチーム「鍋でもやろう」(-位→133位)は11月7日リリースの新曲で、そのタイトルもオンエアを助長したことと推測される。同じく2022年リリースの水曜日のカンパネラ「鍋奉行」(-位→163位)もしかりだ。

 また、過ぎ去りし感のある“秋”ソングではあるものの、原 由子「いちょう並木のセレナーデ」(-位→163位)、ビッケブランカ「秋の香り」(-位→187位)は、ネット番組(ネットワーク局)でのオンエアによりTOP200圏内入りを果たした。

 これからの季節に欠かせないシーズナリーソングも、チャート圏外ながら既にオンエアは伸び始めている。いくつになっても胸が躍る煌びやかな冬の名曲たち。次週以降、耳にする機会は更に増えるだろう。


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