今週のラジオ・オンエア・チャートでは、活動終了を発表したSHISHAMOの代表曲「明日も」が突如17位に浮上した。
来年6月のスタジアム公演をもって活動を終了することが9月27日のライブで発表されると、翌28日(日)、ウィークデーに比べて数が少ない生放送番組にてリクエストを含めたオンエアが急増。さらに週が明けた今週月曜日からは早朝より多くの番組が伝え、週を通じて調査対象の83.9%となるステーションへとオンエアが波及した。
特筆すべきはFM/AM問わず全国範囲の多くの番組でリクエストオンエアを獲得している点で、その数は週間オンエアチャート総合1位のMrs.GREEN APPLE「GOOD DAY」を上回り最多となった。SHISHAMOというアーティスト、および同曲がいかにラジオリスナーに愛されているかが分かる結果となった。
一方で、今年は10月6日に迎える十五夜に向け“お月見ソング”のオンエアが伸長した。
新譜としてリリースタイミングを図った(?)セルフカバー、宮本 浩次「今宵の月のように」(33位→35位)が引き続きオンエア好調だったほか、元曲のエレファント・カシマシ「今宵の月のように」も81位に浮上。
これに続き、ORIGINAL LOVE「月の裏で会いましょう」(99位)、古内 東子「満月のせいにして」(121位)、Superfly「輝く月のように」(134位)、絢香「三日月」(134位)、B’z「今夜月の見える丘に」(179位)、洋楽からもブルーノ・マーズ「トーキング・トゥ・ザ・ムーン」(134位)が、それぞれ圏外からTOP200圏内へとジャンプアップした。
新曲勢でもTRACK15「月」(-位→10位)、STARGLOW「Moonchaser」(6位→14位)などが上位入り。日本人がいかに風情を慈しむか分かるオンエアチャートとなった。
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