超特急1位初登場/Leina大量OAでファン開拓/米津 ダブルA面曲が同時TOP10入り

 2025年10月1日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年9月22日~9月28日 プランテック調べ)では、超特急「NINE LIVES」が1位を獲得した。

 9月24日リリースのニューシングル表題曲となる同曲は、22日の先行配信と同時にFMを中心にいっせいに大量オンエアが開始され、週を通じて調査対象の64.5%となるステーションでオンエアを獲得。初登場首位を飾った。

 定期コーナー/番組の帯放送枠など、限定的な時間帯で大量にオンエアを積み上げたなか、『レコメン!』(文化放送)、『Tip Hop』(AIR-G')、『JUMP UP MELODIES』(TOKYO FM)でのゲスト出演はリスナーにインパクトを与えたことだろう。今後は広範囲でのオンエアによる新規ファンおよびリクエストオンエアの獲得に期待したい。

 2位はNikoん「(^。^)//ハイ」が前週ポジションをキープした。多数局での月間パワープレイ選出による大量オンエアを維持しつつ、今週はアルバム『fragile Report』リリース週とあり、64.5%のステーションでのオンエア獲得と前週から範囲を広げている点は特筆すべきだろう。リクエストオンエアも再伸している。

 3位はLeina「One Week」がこちらも同じく前週ポジションを死守した。同じく多数局でのパワープレイにより大量オンエアが続くなか、今週は複数ゲスト出演を果たしている。また、17日リリースのEPよりタイトル曲「Blue age」が185位に初登場。YouTubeのコメント欄では今週もラジオで知ったリスナーによる書き込みが増えており、新規ファンを開拓し続けていることが分かる。

 同率3位には米津 玄師, 宇多田 ヒカル「JANE DOE」が初登場した。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』タイアップとなる9月24日リリースのダブルA面シングルより、同エンディング・テーマとなる同曲。22日の配信リリースと共にFMを中心に開始されたオンエアは、日に日に範囲を広げていった結果、今週最高範囲となる90.3%のステーションへと波及。リクエストオンエアも今週最多数を獲得した。

 一方、ダブルA面シングルから同時TOP10入りを果たした同主題歌、米津 玄師「IRIS OUT」(6位→8位)は、先んじて15日の配信リリースと同時に大量オンエアを開始。前週チャートに初登場している。オンエア数およびその獲得範囲を見ると「JANE DOE」に軍配が上がるが、ラジオフレンドリーなアーティストとの豪華コラボとなる同曲に、より各番組が注目したことは言うまでもないだろう。


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