今週のラジオオンエアチャートでは話題の洋楽勢による新譜が上位で顔を並べる結果となった。
前週45位から9位へと急浮上したボン・ジョヴィ「レッド、ホワイト・アンド・ジャージー」は、10月24日リリースのアルバム『FOREVER (Legendary Edition)』から先行配信された新曲。BAYFMでは唯一洋楽で今月度のパワープレイに選ばれている他、今週はFMの7割以上のステーションでオンエアされるなど、さすがの注目度となった。
続くエド・シーラン「カメラ」(89位→12位)は、9月12日リリースのアルバム『プレイ』からの曲。同作からは他にも、「ア・リトル・モア」(24位→49位)、「アジザム」(107位→105位)、「サファイア」(-位→105位)、「オールド・フォン」(134位→175位)と、予想通り前週から増加し計5曲がチャートインしている。
サブリナ・カーペンターが8月29日にリリースしたアルバム『マンズ・ベスト・フレンド』収録曲も引き続き大量オンエアを獲得し、「ティアーズ」(8位→13位)、「マンチャイルド」(18位→18位)が上位をキープ。10月31日の国内盤CDリリースに向け引き続きオンエアは続くことだろう。
レディー・ガガ「ザ・デッド・ダンス」(11位→14位)は3週目のチャートインだ。パワープレイ選出はないものの、初登場以来、常に10位代をキープしているが、毎週リクエストオンエアが確認されている点も大量オンエア維持の一因と推測される。
一方、マネスキンのフロントマンであるダミアーノ・デイヴィッドの新曲「トーク・トゥ・ミー feat タイラ&ナイル・ロジャース」(-位→17位)と、日本人7人組ガールズグループながら韓国に拠点を置くXGの新曲「GALA」(-位→21位)は、今週初登場組だ。
また、Netflixの話題のアニメ映画『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』より、ハントリックス, イジェ, オードリー・ヌナ, レイ・アミ, Kポップ・デーモン・ハンターズ・キャスト「ゴールデン」(19位→28位)は、7/21~7/27チャートで185位に初登場以来、今週で実に9週目のチャートインとなっている。現状では前週が最高位となっているが、まだまだ一定数のオンエアを維持していくだろう。
グッド・ネイバーズ「サバーブス」(25位→29位)は、昨年デビューしたイギリスのインディーロック・デュオによる新曲で、FM802が今月度のパワープレイに選出し猛プッシュしている。同曲以外の曲もJ-WAVEほかJFL系列局で定期的にオンエアされていることから、洋楽ファン要注目の新人アーティストと言えるだろう。今後の動向に注目だ。
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