夏休みシーズン2週目、いよいよ8月に差し掛かった今週のチャートでは、これまで興隆していた夏ソングのオンエアが落ち着く一方、本格的なシーズン到来となった“花火”ソングが乱れ咲いた。
30位へ浮上したのはDAOKO × 米津玄師「打上花火」(39位→30位)。2017年リリース以降、恒例ソングの仲間入りした同曲だが、リクエストが関連曲で最も多かったことも最上位に位置した要因だ。
これに続くaiko「花火」(39位→41位)は、こちらも1999年リリース以降、恒例の一曲。リクエストも多いのは言うまでもないだろう。前週は上述の「打上花火」と同順で僅かに伸び悩むかっこうとなったが、次週以降さらに伸長する可能性も大きい。洋楽で唯一チャートインしたケイティ・ペリー「ファイヤーワーク」(87位→123位)も同じくだ。
前週比で最も伸びたのはDREAMS COME TRUE「あの夏の花火」(153位→50位)。1992年リリースのアルバム収録曲であり、チャートイン曲の中では最も長く愛されている花火ソングだ。続く2008年リリースのMr.Children「HANABI」(78位→83位)も定番曲でリクエストが多く、前週から順位こそ下げたもののオンエア数はほぼ横這いとなった。
なお、夏ソングが軒並みオンエア数を減らすなか、Mrs.GREEN APPLE「青と夏」(47位→27位)とPRINCESS PRINCESS「世界でいちばん熱い夏」(48位→35位)は逆に伸長が目立った。人気絶頂の前者は元より、後者のオンエアが伸びた理由も説明不要だろう。次週も色んな形で“いちばん熱い夏”を耳にしそうだ。
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