6月3日、“ミスタープロ野球”こと読売巨人軍 長嶋茂雄・終身名誉監督の訃報が舞い込み、ラジオでも多くの番組が伝えた。
同氏の訃報は音楽界にも広く影響を及ぼし、多数のアーティスト、パーソナリティが追悼したのは言うまでもないだろう。桑田佳祐は7日放送の自身の番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にて氏を偲ぶとともに、“長嶋さんの引退試合を見て思ったことを歌詞にした”とする「栄光の男」(サザンオールスターズ)をオンエアした。
その「栄光の男」は同番組のみならず広くオンエアされ、一週間を通して調査対象の83.9%となるステーションでオンエアを獲得。今週のチャートでは14位にまで急浮上した。
また、同氏の歌声をフィーチャーしたZYYG,REV,ZARD&WANDS feat 長嶋 茂雄「果てしない夢を」も、訃報が伝えられた3日を境にオンエアが急伸。51位へチャートインを果たした。
長嶋茂雄さんの死は多くのメディアで報じられ、追悼特別番組も放送されたが、不思議と重々しいものではなく、むしろ晴れ晴れしいとも言えるものだった。同氏の生前の姿、その存在が自然とそうさせたのだろう。チャートインした上述の2曲もきわめてポジティブで、夢を追うこと、諦めないことの大事さを歌った曲だ。国民的スターである長嶋茂雄さんのスピリットは、亡き後も色褪せず、音楽ファンの間でも広く受け継がれていくことだろう。
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