2025年4月16日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年4月7日~4月13日 プランテック調べ)では、BILLY BOO「ラプソディ」が1位を獲得した。
仙台出身の4人組バンドが4月11日に配信リリースした、TVアニメ『謎解きはディナーのあとで』エンディングテーマの同曲は、多数局で月間パワープレイに選出されていることから月初より大量オンエアを獲得し、前週チャートにて1位に初登場。リリースを迎えた今週さらに33%のオンエア増をみせ、2週連続首位となった。
オンエア獲得ステーションも調査対象の80.6%と前週より大きく拡大しつつ、FM802で確認された1回のオンエアはリクエストによるものであったことからも、急激な認知度波及がうかがえる。YouTube上のMVではラジオで知った旨のコメントが急増中で、現状では大量オンエアによりアニメタイアップにも増した訴求効果が顕著にみられる。ブレイク指標になり得るリクエストオンエア数が今後どう推移していくか、楽しみに注視したい。
2位はMAZZEL「King Kila Game」が初登場した。4月16日リリースの1st EP『Royal Straight Flush』より、7日に先行配信した同曲。自身の番組『MAZZEL RADIO STATION』(TOKYO FM)での先行解禁を経て、リリース当日から日に日にオンエアを伸ばしていくと、一週間を通じて調査対象の74.2%のステーションにてオンエアを獲得するに至った。
帯放送のコーナー/番組など中心の決まった枠でオンエアを積み上げている格好だが、広い範囲でのゲスト出演など積極的な露出が奏功し、多数のリクエストオンエアを獲得している。EPリリースを迎える次週のチャートアクションにも期待できそうだ。
3位はエド・シーラン「アジザム」が前週47位から浮上した。4月4日に配信リリースした約1年半ぶりの新曲となる同曲。リリース当日よりFMを中心にみられたオンエアは、今週さらに勢いをつけ74.2%のステーションへと波及。洋楽部門チャートでは下位のダブルスコア以上となるオンエアを獲得しての圧勝となった。
多種多様な番組でオンエアを獲得している点、そして洋楽最多となるリクエストオンエア数も特筆すべきで、その注目度の高さがうかがえる。さすがのTOP3入りだ。
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