卒業シーズン到来で関連ソングが急伸、“名曲カバー”トレンドか

 卒業シーズンを迎えた今週、関連曲のオンエアがいっきに加熱しTOP200圏内に歴代の名曲が顔を揃えた。

 関連曲で最上位となったのは、お馴染みのレミオロメン「3月9日」だ。早くも2月上旬あたりから今年も少しずつオンエアが見られはじめると、前週チャートでは157位に再登場。今週いっきにオンエアは伸長し、7位へとTOP10入りを果たした。オンエア獲得ステーションは96.8%と首位のあいみょんの新曲と並ぶほか、リクエストオンエア数は藤井 風の新曲を凌ぎ最多と、今週最も注目された曲となった。

 これを追いかけるのは斉藤 由貴「卒業」(80位→21位)で、こちらも前週80位の再登場からオンエアがさらに伸長。リクエストオンエアも複数確認された。

 この他、Speed「my graduation」(62位)、川嶋 あい「旅立ちの日に…」(93位)、アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」(108位)は今週チャートで再登場。松任谷 由実「卒業写真」(139位→137位)、尾崎 豊「卒業」(123位→137位)は前週に続いてのチャートイン。他にもGReeeeN「遥か」(171位)、海援隊「贈る言葉」(196位)は今週再登場した。

 卒業式はこれからの地域も多いようで、上述した往年の名曲群は次週以降さらにオンエアが伸びることと推測される。

 また、新曲群からもリーガルリリー「サラバ青春」(93位)、犬塚ヒカリ「卒業-GRADUATION-」(137位)が初登場しているが、“卒業ソングカバー”がトレンドなのか、それぞれチャットモンチーと菊池桃子の名曲カバーとなっている点も加えておきたい。

 なお、レミオロメンの活動を休止している藤巻 亮太は、“卒業”から少し時を進めた新曲「桜の花が咲く頃」(99位→42位)でチャートイン。森山 直太朗「さくら」が今週73位に登場しており、“桜”シーズンの到来も近そうだ。


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