日本列島に寒波が停滞した今週、寒さゆえに待ち望む想いが強かったのか、一部の春ソングがオンエア伸長しチャート内に幾つか顔を揃えた。
関連曲で最も上位に入った松任谷 由実「春よ,来い」(170位→45位)は、文字通り春の訪れを願ってか多数のリクエストオンエアも確認。これにサザンオールスターズ「桜、ひらり」(24位→57位)、イルカ「なごり雪」(-位→100位)が続くが、これら3曲は調査対象のおよそ半数、もしくはそれ以上のステーションでオンエアを獲得していることから、多くの人が春の訪れを望んだことがうかがえる。
また、少し早いがスピッツ「春の歌」(-位→152位)、yama「春を告げる」(-位→165位)、松 たか子「明日、春が来たら」(156位→165位)、嵐「サクラ咲ケ」(-位→165位)といった、本格的な春ソング曲も伸長。加えて、緑黄色社会「花になって」(142位→50位)、日食 なつこ「風、花、ノイズ、街」(114位→77位)、水田 竜子「みちのくの花」(128位→179位)といった新曲群もTOP200圏内にチャートインした。
王道の春ソングとは一味違い、春の待ち遠しさを歌った曲も以外と多い。また、春(桜)や夏の終わりには儚い曲が多いが、特に上位3曲をはじめとする“春待ちソング”も同様のようだ。季節の変わり目は何となくナイーブになるが、楽曲もこれに倣ったものが多いのだろう。
なお、チャート内でやけに“猫”が多いな…と思っていたら2月22日は猫の日だったようだ。DISH//「猫」(95位)、スピッツ「猫になりたい」(125位)、あいみょん「猫にジェラシー」(152位)、それからここを狙った3人組バンド、猫戦の新曲「CAT IS LOVE」(38位)も初登場している。
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