前週からラジオでも大きな盛り上がりを見せていた【第67回グラミー賞授賞式】が日本時間2月3日に開催され、主要部門の受賞曲が今週のオンエアチャートにて大躍進した。
関連曲の中でも前週24位に急浮上するなど最も注目されていたビヨンセ「テキサス・ホールデム」は、同曲を収録する『カウボーイ・カーター』で見事アルバム賞を受賞したことで更にオンエアが伸長。関連曲で最も最上位となる8位へと躍進した。
これに続いたのは、前週27位へ上昇していたサブリナ・カーペンター「エスプレッソ」で、今週9位と同じくTOP10入りを果たした。同曲にてポップ・パフォーマンス(ソロ)賞を、同収録の『ショート・アンド・スウィート』でポップ・ボーカル・アルバム賞を、それぞれ受賞したことが影響してのことだ。
この他、新人賞のチャペル・ローン「グッド・ラック, ベイブ!」(32位→12位)、年間最優秀楽曲賞ほかのケンドリック・ラマー「ノット・ライク・アス」(116位→13位)、ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)のレディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」(26位→15位)などが上位にチャートインする結果となった。
前週時点のオンエア状況から判断するに、各局・番組による“予想”がおおよそ的中したかっこうだが、ケンドリック・ラマーの本年度最多5部門受賞は、おおかたの想定外であったと言えるだろう。最も大きく100ポイント以上の順位アップで注目度/オンエアが急上昇したことから推測される。
いずれにせよ、今年のグラミー賞は大きく注目されたことは言うまでもないだろう。そして“日本のグラミー賞”と称されることになるのか、今年新設され第1回授賞式が5月に開催される【MUSIC AWARDS JAPAN】の盛り上がりにも大いに期待したい。
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