2024年12月18日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年12月9日~12月15日 プランテック調べ)では、REIKO「First Christmas feat. JUNON」が1位を獲得した。
同じBMSG所属のJUNON (BE:FIRST)をフィーチャーした、清水翔太提供による同曲。11月29日の配信リリースに先行してラジオ解禁されるとともに、多数局での月間パワープレイ選出、および多数リクエストを集めながら右肩上がりに伸びてきたオンエアは、ラジオ解禁5週目にして今週も前週比3%増加。チャートイン4週目で見事首位へと上り詰めた。
調査対象の58.1%となるステーションでのオンエア獲得とわずかに範囲を狭めつつ、定期コーナー/番組といった帯枠でのオンエア中心となったものの、積極的なゲスト/コメント出演も奏功し今週も多数のリクエストオンエアが確認されている。コアファンに混じり楽曲そのものの魅力に惹かれたラジオリスナーが増えていることが、MVコメント欄の書き込みからも分かる。一般層での認知度が必要な“新定番クリスマスソング”としての地位確立に一歩ずつ近づいているようだ。
2位はONE OK ROCK「+Matter」が初登場した。来年2月にリリースを控えるニューアルバム『DETOX』より、既にワールドツアーのアンコール時に披露されてきたという同新曲。12月6日の配信リリースと同時にJFL系列局を中心にオンエアが開始されると、今週に入ってから広く波及しはじめ、調査委対象の83.9%、FMでは全局でのオンエア獲得に至った。
帯枠を中心としつつも、月間パワープレイの選出がない中で様々な局・番組に注目されての大量オンエア獲得はさすが。アルバムリリースまで更なる先行配信曲のオンエア解禁にも期待したい。
3位はMrs.GREEN APPLE「ビターバカンス」が前週1位からダウンした。映画『聖☆おにいさん THE MOVIE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~』主題歌として書き下ろされた11月29日配信リリースの同曲。チャートイン3週目で前週比63%減となったオンエアだが、調査対象の93.5%となるステーションでの獲得であり、さらに上位10曲で最も多くのリクエストオンエアを獲得していることから、今週最も広く注目された曲だと言える。
一方、4月にリリースした「ライラック」(55位→32位)がここに来てオンエア再伸している点も見逃せない。恐らく2024年も終わりが近づき“今年の一曲”として紹介する番組が多かったのだろう。「ケセラセラ」(142位→145位)とあわせて今週も3曲同時チャートインを維持している。
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