今年洋楽最多OAでロゼ&B・マーズ圧勝/秦基博コラボAL曲が2位/jo0ji大量OAで高い訴求効果

 2024年11月27日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年11月18日~11月24日 プランテック調べ)では、ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」が1位を獲得した。

 12月6日にリリースされるロゼのアルバム『rosie』からのリードシングルとなる同曲。10月18日の配信リリースとともに獲得し始めたオンエアは日に日に広がっていき、チャートイン6週目となる今週もさらに前週比で83%増加。調査対象の9割以上のステーション、FMでは今週も全局にてオンエアを獲得し、ついに首位へと上り詰めた。

 洋楽では今年の圧倒的最多となる週間オンエア数を獲得しての圧勝であることは特筆すべきだろう。全国区で確認されているリクエストオンエア数も変わらず多く、今週も上位10曲中および洋楽部門で最多。番組/リスナーともに広く支持を得ていることを裏付けている。予想通りのロングヒットを記録しつつ、アルバムリリースまでその勢いをキープすることは必至だろう。

 2位は秦 基博×草野 マサムネ「ringo」が前週4位から上昇した。11月20日にリリースを迎えた秦 基博のコラボレーション・アルバム『HATA EXPO -The Collaboration Album-』より、11月6日に先行配信された同曲。10月30日放送の自身の番組『SPARK』(J-WAVE)での初オンエアを経て、11月3日放送の『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FM他)およびその翌日からは他番組でも広くラジオ先行オンエアされ、前々週チャートで5位に初登場。チャートイン3週目でリリースを迎えた今週、オンエアは更に前週から倍増した。

 オンエア獲得ステーション数は96.8%で今週最高値となったほか、アルバムからはこの他、リサ・ローブとの「Into the Blue」(-位→26位)、TOMOOとの「青葉」(-位→55位)、sumikaとの「ハローサーリアル」(182位→111位)が同時チャートイン。TOP200圏外ながら他収録曲も全て複数番組でオンエアされており、広く注目されたことがうかがえる。

 3位はjo0ji「ワークソング」が前週ポジションを死守した。鳥取県出身SSWが10月30日に配信リリースした同曲は、多数局で月間パワープレイに選出されていることから今週も大量オンエアを維持。4週目とあり同選出局を中心とする局地的な大量オンエアが進んだものの、変わらず安定数のリクエストオンエアがあること、そして今週もMVコメント欄にはラジオで知ったファンによる新規書き込みが増えていることから、ラジオオンエアによる訴求効果が高かったことが分かる。次作以降の展開にも注目だ。


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