ちゃんみな新曲急伸で1位/ロゼ&B・マーズ更にOA増の2位/jo0ji FMでOA波及3位

 2024年11月20日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年11月11日~11月17日 プランテック調べ)では、ちゃんみな「FOREVER」が1位を獲得した。

 ドラマ『モンスター』主題歌として書き下ろされた同曲は、10月15日のデジタルリリース当日よりFMを中心にオンエアを獲得し始めると、同週10/14~10/20チャートで124位に初登場。その後、75位、65位、96位と前週まで上下推移していたなか、今週いっきに1306%増のオンエア急伸で首位へと上り詰めた。

 帯放送のコーナー/番組といった定期枠を中心にオンエアを積み上げており、調査対象の83.9%となるステーション、およびFMでは全局でのオンエア獲得だ。大量オンエア効果はさっそくセールスほか随所に表れているようで、YouTube上のコメント欄には“ラジオで知った”ユーザーによる書き込みが今週新たに確認されている。AMにも広く波及するか否か次週の動向に注目だ。

 2位はロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」が前週ポジションを死守した。12月6日にリリースを控えるロゼのアルバム『ロージー』より大型コラボ曲となる同リードシングルは、10月18日の配信リリース以降、その話題性とともに大量オンエアをキープ。今週はチャートイン5週目を迎えるが、オンエアはさらに前週から9%増加し、加えてオンエア獲得ステーション数は90.3%とチャートイン以来最高値を記録するなど、更なるオンエア波及が確認された。

 引き続きリクエストオンエア数も多く、今週の上位10曲中ではCreepy Nuts「オトノケ」(19位→9位)と同率の最多であり、変わらず高い注目度を維持していることがわかる。14週連続チャートイン中のレディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」に続く久々の洋楽ロングヒットは間違いなさそうだ。

 3位はjo0ji「ワークソング」が前週1位からダウンした。鳥取県出身アーティストが10月30日に配信リリースした同曲は、多数局で月間パワープレイに選出されていることから今週も大量オンエアをキープ。オンエア獲得ステーションは全体でみると64.5%へと減じたものの、FMではおよそ10%増のオンエア波及がみられた。

 大量オンエア局におけるリクエストも引き続き安定数を維持していることから、オンエア範囲を広げることで更なる新規ファン獲得を見込めそうだ。こちらも次週以降の動向に注目したい。


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