2024年11月6日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年10月28日~11月3日 プランテック調べ)では、INI「WMDA (Where My Drums At)」が1位を獲得した。
グローバルボーイズグループによる10月30日発売のニューシングル『THE VIEW』からの同リード曲は、同14日の配信リリースを経て16日からラジオオンエアが開始されると前々週10/14~10/20チャートで116位に初登場。シングル発売週を迎えた今週、調査対象の67.7%となるステーションでオンエアを獲得し、前週35位から首位へといっきに上り詰めた。
帯放送の番組/コーナーといった定期枠を中心にオンエアを積み上げており、特にオンエアの多かったBAYFM、FM FUJI、interfm、Love FM、Date fm、FM-NIIGATAで全体のおよそ7割を占めるなど、局地的な大量オンエアとなった。そんななか、リクエストオンエアは前述局以外でも広く全国的に確認されるなど、ファンダムによるバックアップが広く及んだこともうかがえる。より広範囲でのオンエア獲得で更なる訴求効果が期待できそうだ。
2位はONE OK ROCK「Dystopia」が前週162位から上昇した。日本テレビ『news zero』のエンディングテーマとして今年5月からテレビ放映中の同曲は、10月25日(金)の配信リリースと同時にラジオオンエアが開始されると前週チャートに初登場。2週目を迎えた今週、オンエアは広く波及し上位へ急浮上した。
今週最多となる調査対象93.5%のステーション、およびFMでは全局にてオンエアを獲得しており、最も広く注目された曲だったと言える。多種多様な番組でのオンエア、そしてリクエストオンエアも全国的に確認されており、広範囲に訴求されたことがうかがえる。
3位はロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」が前週ポジションをキープした。BLACKPINKのロゼが12月にリリースするアルバム『rosie』からの同リードシングルは、10月18日の配信リリースとともにFMを中心にオンエアを獲得し、前々週10/14~10/20チャートで95位に初登場。3週目を迎えた今週、さらにオンエアは伸長しTOP3を死守した。
なお、オンエア獲得範囲も87.1%のステーションへと増加するなどオンエア波及が見られた点、そして上位10曲中最多となるリクエストオンエア数の多さも変わらずキープしている点は特筆すべきだろう。中毒性のある楽曲が確実に広まっていることがうかがえる。12週連続チャートイン中のレディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」(92位→94位)に続き、こちらも洋楽ロングヒットが期待できそうだ。
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