ブラジル音楽界を象徴するセルジオ・メンデス氏が現地時間9月5日に亡くなった。その訃報が伝えられた同7日より同氏が遺した多数楽曲がオンエアされ始め、中でもボサノバを代表する名曲「マシュ・ケ・ナダ」に特にオンエアが集まった。
同曲にはラジオでお馴染みのバージョンが2つあり、オリジナルとなるセルジオ・メンデス&ブラジル'66名義でのバージョンは前週113位に登場、今週さらにオンエアは増加し23位へと浮上した。一方のブラック・アイド・ピーズをフィーチャーしたバージョンも前週171位に登場し、今週は88位へ上昇した。
両バージョンが2週にわたりチャートインするなか、オリジナルバージョンについては今週、FM/AMふくめて調査対象の80.6%となる広い範囲のステーションにてオンエアを獲得している。このことからも同氏の存在が如何に幅広い層・世代において大きなものだったかがうかがえる。
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