2024年7月17日発表のラジオ・オンエア・チャート（集計期間：2024年7月8日～7月14日 プランテック調べ）では、椎名 林檎と新しい学校のリーダーズ「ドラ1独走」が1位を獲得した。
椎名 林檎が5月29日にリリースしたアルバム『放生会』より、新しい学校のリーダーズをゲストに迎えた同曲。リリース週だった5/27～6/2週チャートで35位に初登場し、2週のチャートインを経てその後、圏外へとダウンするも、7週目を迎えた今週、再びオンエアが急伸し突如首位へと上り詰めた。
帯放送のコーナー/番組といった定期枠でのプロモーションオンエアを主とし、調査対象58.1％となるステーションでオンエアを獲得したかっこうだ。アルバムは依然として他の収録曲も複数オンエアされるなど一定の注目度を維持しており、順調に積み上がっているアルバムセールスにもしっかり反映されているようだ。
2位はChevon「冥冥」が前週ポジションを死守した。北海道札幌の新鋭スリーピースバンドが7月3日にリリースした同曲は、FM NACK5、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、cross fm、Date fm、FM-NIIGATA等で月間パワープレイに選出されていることから、引き続き大量オンエアを獲得中。今週は前週比3割増となる54.8％のステーションでオンエアされており、パワープレイ選出局以外へのオンエア波及も見られた。
また、依然としてリクエストオンエアが多く、楽曲の魅力が広がっていることも特筆すべきだろう。引き続き今後の動向に注目したい。
3位はOfficial髭男dism「Sharon」が前週7位から浮上した。ニューアルバム『Rejoice』から7月3日に先行配信された同曲は、配信リリースと同時に広くオンエアが開始されると前週チャートに初登場。2週目となった今週、前週比45％増のオンエアを獲得してTOP3入りを果たした。
これまでの実績と比べて若干狭範囲となる67.7％のステーションでのオンエア獲得ながら、今週最も多数のリクエストオンエアが確認されている点はさすが。24日のアルバムリリースに向け、さらに注目度を上げてくることは間違いなさそうだ。
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