例年に比べ桜ソングのオンエアにも遅れ、今週チャートで満開に

 関東エリアを中心に桜の開花・満開時期が当初の予想から遅れた今年、ラジオでも例年に遅れて今週、桜ソングのオンエアピークを迎えた模様だ。

 関連曲で最上位へと浮上したのは、あいみょん「桜が降る夜は」(40位→12位)だ。2021年リリースと比較的最近の曲とありオンエアが集まったのだろう、77.4%のステーションでのオンエア獲得となった。

 これに続いたのは、スピッツ「春の歌」(26位→16位)、ケツメイシ「さくら」(26位→19位)、福山 雅治「桜坂」(46位→22位)、YUI「CHE.R.RY」(33位→28位)、aiko「桜の時」(41位→39位)などだ。

 これら往年の桜ソングにはそれぞれ多数のリクエストが寄せられたが、特にケツメイシ「さくら」はFM/AM問わず多種多様な番組でリクエストオンエアが確認され、その数は今週ダントツの最多となった。一方、福山 雅治「桜坂」は調査対象87.1%のステーションでオンエアを獲得し、今週のチャート首位である宇多田 ヒカル「automatic」に続いて(そして3位の藤井 風「満ちてゆく」と並び)2番目に広く注目された曲となった。長くそして広く愛されていることがオンエア状況からも窺える。

 桜ソングのオンエアピークはたいてい3月下旬であり、4月第一週にピークを迎えるのは2012年、2014年以来となる。例年より遅れたものの、今年も風情豊かな楽曲とともに多くの人々が各地で桜の情景を楽しんだことだろう。


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