グラミー賞および来日アーティスト関連洋楽曲が続々チャートイン

 今週は【第66回グラミー賞授賞式】の開催やビッグネームの来日公演、および来日を目前に控えるアーティストが話題となり、関連する洋楽曲が多数チャートインした。

 【グラミー賞】からは、年間最優秀アルバム受賞のテイラー・スウィフト『ミッドナイツ』から「アンチ・ヒーロー」(34位→2位)と、年間最優秀レコードを受賞したマイリー・サイラス「フラワーズ」(115位→7位)が、それぞれ大きく伸長してTOP10入り。同じく主要部門受賞曲から、最優秀新人賞を受賞したヴィクトリア・モネの「オン・マイ・ママ」(174位→38位)、年間最優秀楽曲を受賞したビリー・アイリッシュ「ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」(197位→39位)が続いた。

 他にも、最優秀ロックソングおよび最優秀ロックパフォーマンスを受賞したボーイジーニアス「ノット・ストロング・イナフ」(71位→31位)、最優秀R&Bソングを受賞したシザ「スヌーズ」(-位→72位)が伸長するなど、世界的に権威のある音楽賞とありラジオオンエアに大きな影響を及ぼした。

 また、テイラー・スウィフトは今週2月7日から10日まで開催の来日公演も大きく注目され、「アンチ・ヒーロー」の他にも「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」(126位→33位)、「カルマ」(-位→114位)、「ラヴ・ストーリー」(-位→137位)、「ラヴェンダー・ヘイズ」(-位→137位)、「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」(-位→137位)、「クルーエル・サマー」(-位→199位)と計7曲がチャートイン。

 同じく2月4日より引き続き来日ツアー中のクイーンからは、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」(63位→88位)、「レディオ・ガ・ガ」(197位→88位)、「愛にすべてを」(-位→199位)の3曲がチャートイン。また、2月19日からの来日公演を控えるボズ・スキャッグスからは早くも「ジョジョ」(-位→85位)がチャートインしている。この両者は次週さらにオンエア伸長することだろう。

 洋楽不況と言われるなかだが、世界規模の音楽賞やビッグネームの来日には多くの音楽ファンが注目する。こういったイベントを機に洋楽に興味を持つリスナーもいることだろう。ラジオは、リスナーが既に持ち合わせている音楽趣向とは全く異なる新たな出会いを創出してくれる場でもあるのだ。オンエアチャートを観ると改めてそれが窺える。


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