今週のチャートでは邦楽洋楽ともに上位に初登場・再登場する曲が目立つものとなった。
4位に初登場した僕が見たかった青空「卒業まで」は、乃木坂46公式ライバルとして結成されたグループの2ndシングルで、interfm、FM FUJI、BAYFMのみで総数の6割以上となる大量オンエアを獲得してのTOP10初登場だ。21位に初登場したSUPER BEAVER「幸せのために生きているだけさ」、24位初登場のねぐせ。「花束が似合う君へ」、39位初登場のにしな「bugs」とともにリリース週に伴うオンエア急伸となった。
また、18位に初登場したCreepy Nuts「二度寝」は27日配信、23位に初登場した新しい学校のリーダーズ「Toryanse」も26日配信と、両2曲は前々週リリースながら実質的な初週を迎えての伸長だ。
一方、11位に再登場した須田 景凪「ユートピア」は、1月8日配信リリースから4週目での急伸だ。リリース週に82位に初登場したものの、その翌週には圏外へとダウンし、ここに来て大きく再伸することとなった。同曲をオープニングテーマに起用したTVアニメ『月が導く異世界道中 第二幕』の人気にちなんだものなのか、今後の動向に注目したい。
15位に初登場したa子「惑星」は、2月7日に配信リリースされるメジャーデビューシングルで、複数局で2月の月間パワープレイに選ばれていることから、早くも上位にチャートインしたかっこうだ。リクエストオンエアも既に確認されており、こちらは更なる伸長が予想される。
また、洋楽でも3位のアリアナ・グランデ「イエス, アンド?」の他、ジャスティン・ティンバーレイク「セルフィッシュ」(199位→5位）が前週1月25日の配信リリースから大きく浮上。これに続き、24位にはポール・ラッセル「セイ・チーズ」、33位にはケニヤ・グレース「ストレンジャーズ」、48位にはジャスティス「ワン・ナイト/オール・ナイト (Starring テーム・インパラ)」と、新星組が顔をそろえて初登場した。
なお、洋楽ではこの他、シザ「キル・ビル」(84位→30位）、テイラー・スウィフト「アンチ・ヒーロー」(97位→34位）などが伸長しているが、【グラミー賞】発表を経た次週、受賞曲/アーティストのチャートアクションがどうなるかにも注目だ。
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