2023年12月6日発表のラジオ・オンエア・チャート（集計期間：2023年11月27日～12月3日 プランテック調べ）では、桑田 佳祐＆松任谷 由実「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」が1位を獲得した。
1986年とその翌年放送のTV音楽番組『メリー・クリスマス・ショー』のために制作された曲を、両者のデュエット歌唱も新たにレコーディングしリメイクされた同曲。11月25日放送のJFN系列番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にて、桑田による当時の番組出演・制作におけるエピソードや松任谷からのコメントとともに情報解禁＆初オンエアされると、翌々日27日の配信リリースと同時に他局・番組でも挙ってオンエアを開始。堂々首位初登場となった。
JFN系列局では12月1日より“JFN 2023 ウインター・レコメンドソング”と銘打って大量オンエアされるなか、さすがに他局からも広く注目され、調査対象となる全てのFM/AMステーションでオンエアを獲得。文句ナシに今週の最注目曲だ。20日にはCDシングルおよび同日リリースの『ユーミン乾杯!!～松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム～』にも収録とあり、大量オンエアは続くだろう。今年のクリスマスを盛り上げてくれそうだ。
2位はKID PHENOMENON「存在証明」が前週80位から急浮上した。TVアニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』第二クールEDテーマとなる同曲。10月の先行配信を受け同中旬より少しずつオンエアが確認されていたなか、前々週11/13～11/19チャートで76位に初登場。今週、シングルリリース週を迎えオンエアが急伸したかっこうだ。
複数番組ではコメント出演も果たしているが、大量オンエアの大半はウィークデイの帯番組／コーナーといった定期プロモーション枠での積み上げだ。また、CMスポット枠でまとまったオンエアを確保した局ではリクエストオンエアが見られるなど、訴求効果と思われる状況も確認された。
3位はaiko「星の降る日に」が前週2位からダウンした。11月15日に先行配信、前週22日にシングルリリースと、すでにオンエアのピークは過ぎているものの今週も大量オンエアをキープ。しかも今週1位曲に次ぐ数値である83.9％のステーションと、依然として広い範囲で高い注目度を維持している点は特筆すべきだろう。前週最多数だったリクエストオンエアも引き続き多数が確認されている。
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