藤井 風「花」がオンエア再伸長、6週連続TOP10入りでロングヒットの予兆

　今週、藤井 風「花」が再びオンエアを伸ばし始め、前週9位から4位へと再浮上した。オンエア開始から既に7週目となるものの、その数は前週から30％増しとなる勢いだ。

　ドラマ『いちばんすきな花』主題歌に書き下ろされた同曲は、10月13日(金)の配信リリースと同時に広くオンエアされ、わずか3日間の集計ながら10/9～10/15チャートで14位に初登場。その翌週から2週連続1位を獲得しつつ、今週まで大量オンエアを維持。6週にわたりTOP10をキープしているかっこうだ。

　昨年同期の大ヒット作『silent』のチームが手掛けたドラマ『いちばんすきな花』は、当初から注目されておりネットでの視聴回数は特に好調の様子。その劇中の雰囲気と完璧に調和する「花」だが、ヒットを連発する藤井注目の新曲であることはもちろんながら、ドラマの放送翌日にオンエアが伸びる傾向にあることから、ドラマとの相乗効果もロングヒットの一因になっていることが窺える。

　そして、何と言ってもリクエストオンエアが毎週多数あることは特筆すべき点で、大量オンエアをキープする大きな要因となっている。その数は今週ふくめ、これまでに5週にわたりダントツの最多を記録している。リクエストオンエア数は当然ながらリスナーのニーズが反映した数となるが、毎週広い範囲の局・番組で確認されており、累計すると今年トップレベルの数であることも推測されるのだ。

　今週も未だ74.2％、FMでは9割以上のステーションと広くオンエアを獲得しており、まだまだ大量オンエアは続くことだろう。『silent』におけるOfficial髭男dism「Subtitle」に続き、「花」も来年以降も続くロングヒットとなることを期待したい。

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