ビートルズがV2、洋楽13か月半ぶり/デュア・リパ FMで好調2位/aiko新曲TOP3入り

 2023年11月22日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年11月13日~11月19日 プランテック調べ)では、ザ・ビートルズ「ナウ・アンド・ゼン」が1位を獲得した。

 “ビートルズ最後の新曲”と話題の同曲は、11月2日23時の全世界配信リリースと同時に注目を集め、前々週チャートで4位に初登場。その後も勢いそのままに波及していくと、前週には最も広範囲でのオンエアを獲得し1位へ浮上。今週はオンエア数こそ減じたものの、依然として高い注目度を維持し大量オンエアを獲得、見ごと2週連続首位となった。

 ちなみに、洋楽による2連覇はおよそ13か月半ぶりの快挙だ。しかもパワープレイ選出はないため、純粋に各局・番組に広く注目されての大量オンエア獲得であることは、さすがと言うべきだろう。あわせて関連曲のオンエアも増えるなか、今週は「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」が162位に同時チャートインしている。

 2位はデュア・リパ「フーディーニ」が前週147位から急浮上した。ミレニアル世代を代表するUKポップ・アイコンによる同新曲。11月10日(金)の配信リリースとともにFMを中心にオンエアが開始されると、2週目となる今週、特にFM802やJ-WAVEといったステーションで注目され、大量オンエアを獲得するに至った。

 パワープレイ選出はなく、95.5%のFM局をはじめ様々な局・番組で広くオンエアを積み上げていること=広い範囲で純粋に注目されたことは特筆点だろう。「ダンス・ザ・ナイト」も再浮上し145位に同時チャートインしていることも、デュア・リパへの注目度の高さが窺える。

 3位はaiko「星の降る日に」が初登場した。11月22日にシングルリリースされる同曲は、先行配信をおよそ1時間後に控えた14日深夜、FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』での生ゲスト出演時に初オンエア。その後、日付が変わって直ぐの番組でも幾つかオンエアがあったなか、配信当日15日の朝からはFM局を中心にいっきにオンエアが広がった。

 リクエストオンエアも全国範囲の様々な局で確認され、その数は今週最も多かったことも特筆すべきだろう。前週5位だった「ラジオ」も今週24位にチャートイン。“ラジオ推し”のaikoならではの注目度だが、シングルリリースを迎えた次週のチャートアクションも大いに期待できそうだ。


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