2023年11月15日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年11月6日~11月12日 プランテック調べ)では、ザ・ビートルズ「ナウ・アンド・ゼン」が1位を獲得した。
“最後の新曲”として話題の同曲は、11月2日23時に全世界配信開始された直後から広範囲でオンエアを獲得し前週チャート4位に初登場。今週も多くのパーソナリティが興奮とともに紹介し、調査対象の90.3%となるステーションおよび全FM局でのオンエアを獲得。今週最も広く注目された曲となった。
海外アーティストによる総合チャート1位は実に9か月半ぶり、今年2組目となる快挙だ。
前週よりオンエア数は3倍、多数あったリクエストオンエアもさらに伸長するなど、解禁以来、時間とともに楽曲波及が加速していったことが窺える。全ての現代ポップミュージックに影響を与えたザ・ビートルズの新曲とあり、その興奮はまだしばらく続くだろう。
2位にはIMP.「CRUISIN'」が再登場した。滝沢秀明氏設立のTOBE所属7人組グループによる同曲は、8月に配信リリースした際に最高4位を記録。今回、11月8日に1stシングル『CRUISIN’』をリリースしたことでのオンエア再伸長となった。
ウィークリー定期番組/コーナーの固定枠を中心に特定局での大量オンエアが目立つ中、リクエストオンエア数が前回チャートイン時よりも倍増している点は特筆すべきだろう。確実に支持基盤を広げている証だ。今後の動向にも注目したい。
3位はTETORA「11月」が前週16位から浮上した。現時点で音源化は未定で、“11月限定でラジオだけで聴くことができる新曲”という同曲は、11月度の月間パワープレイに選出しているcross fmの他、AIR-G'、FM-NIIGATA、ZIP-FMなどでまとまったオンエアを獲得。また、AMやリクエストでのオンエアも少数ながら確認され始めており、ラジオプライオリティだけに更に注目を集めそうだ。次週以降、特に関東エリアでの波及に期待したい。
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