ザ・ローリング・ストーンズ新曲2曲がTOP20入り、計5曲チャートイン

 18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』を10月20日にリリースしたザ・ローリング・ストーンズにも今週多くの注目が集まった。

 同作からのリードシングル「アングリー」は、先行配信されるとともに9/4~9/10チャートで13位に初登場すると、翌週に最高位4位を記録。その後も大量オンエアを続けチャートイン8週目となる今週、再び伸長し11位まで浮上した。FM/AM問わず調査対象の80.6%と、今週3番目に広い範囲でオンエアを獲得した点も特筆すべきだろう。

 同じく、9/25~10/1チャートで88位発進していた第2弾シングル「スウィート・サウンズ・オブ・ヘヴン」もチャートイン4週目となった今週、18位に再浮上。さらにアルバムから「メス・イット・アップ」が190位に初登場した。

 なお、多くの番組でストーンズ特集が組まれたため、新曲のみならず往年曲のオンエアも急伸。「シーズ・ア・レインボウ」(135位)、「ギミー・シェルター」(149位)といった名曲もチャートインした。

 60年以上にわたり活動を続けるなか、現役アーティストであることを誇示したニューアルバムに多くの番組が注目したのも必然だろう、セールスも絶好調のようだ。また、新曲「アングリー」に至っては放送中のドラマ『うちの弁護士は手がかかる』主題歌にも起用されていることから、まだまだオンエアは続きそうだ。若い世代をさらに取り込み、リスナー層拡大へと繋げることだろう。


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