今週のチャートは、洋楽・邦楽における新旧ビッグネームおよび新星アーティストが入り乱れたバラエティ豊かな様相となった。
YOASOBI、Mr.ChildrenはそれぞれニューEP/アルバムのリリース週となり、前者は4曲、後者は2曲が収録曲からチャートイン。Vaundyは11月15日リリースのアルバムからの先行配信ということで、引き続き大量オンエアおよび新曲のオンエアが今後も推測される。
イン・シンク「ベター・プレイス」は、ジャスティン・ティンバーレイクを中心に約20年ぶりに再集結を果たしてのニューシングル。一時代を築いたボーイズグループの新曲ということで注目を集めたかっこうだ。
一方、星街すいせい&TAKU INOUEによるMidnight Grand Orchestra「夜を待つよ」(178位→6位)、8人組わんぱくバンドを自称する少年キッズボウイ「君が生きる理由」(-位→10位)は次世代アーティスト勢だ。Midnight Grand OrchestraはFM FUJI、e-radio、cross fm、Date fmにて、少年キッズボウイはKiss FM、e-radio、CBCラジオにて、それぞれ10月度の月間パワープレイに選出されての大量オンエアとなっている。後者は既に多数のリクエストオンエアも確認されているが、両曲ともどう波及していくか楽しみだ。
なお11位以下でも、Kenta Dedachi「Goldfish feat. Raine」(31位→11位)、中納 良恵、さかいゆう、趣里「ハッピー☆ブギ」(-位→12位)、サンファ「オンリー」(-位→13位)、エド・シーラン「アメージング」(151位→15位)、milet「Anytime Anywhere」(-位→16位)、sumika「Phoenix」(55位→19位)、ザ・ローリング・ストーンズ「スウィート・サウンズ・オブ・ヘヴン」(88位→19位)と、多彩な顔触れが上昇する結果となってる。
いわゆるヒットチャートとは一線を画し、多種多様なジャンルの音楽ファンが楽しめるチャートだろう。こうしてみるとラジオは音楽フェス同様、新たなアーティストと出会う大きなきっかけと成り得ることが分かる。
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