なお、今週は世界的ビッグアーティストによる新曲が多数チャートインしている。最上位にして総合10位/洋楽1位となったのは、カルヴィン・ハリス&サム・スミス「プロミセズ」だ。調査対象となるFM局の9割以上がオンエアしており、その注目度の高さが窺える。この他、The 1975「トゥータイムトゥータイムトゥータイム」(14位)、ジャネット・ジャクソン&ダディー・ヤンキー「メイド・フォー・ナウ」(31位)、ポール・マッカートニー「ファー・ユー」(95位)が今週初登場した所謂オオモノの新曲となる。
特に洋楽の最新情報や新曲は、自らプルしないと出逢えにくい昨今において、ラジオは洋楽ファンおよびアーティストの両サイドにとって重要なメディアとなる。上述のビッグアーティストの他にも、ペール・ウェーヴス「エイティーン」(39位)、ジェス・グリン「オール・アイ・アム」(79位)、ホンネ「ミー・アンド・ユー」(79位)、ミツキ「ノーバディ」(90位)など、日本での知名度はまだまだながら良質な音楽を知ることができるのだ。
全国民に愛されるザッツ・エンターテイナーの星野源が先導しつつ、季節感を演出する森山直太朗「夏の終わり」(35位)&井上陽水「少年時代」(39位)から、世界的ビッグネームや新人アーティストまでが混在した今週のチャート。音楽を愛するDJおよびディレクターたちが手掛けるラジオは、老若男女に向けた楽しい空間を演出しつつ、新しい音楽に出逢える場でもある。そんなことを再認識できる結果となった。
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