ベック,フェニックス、デュア・リパ、オリヴィア・ロドリゴ…etc、洋楽勢が興隆

 今週のラジオ・オンエア・チャートでは、久しぶりに洋楽勢が勢いを見せる結果となった。洋楽チャート1位のベック,フェニックス「オデッセイ」(8位→6位)は、今週で3週目のチャートイン。前週からオンエア数こそ減じたものの、FMでは全てのステーションにて、全体では80.6%のステーションでオンエアを獲得している。ラジオ鳴りの良い80'sサウンドともあり、特にJ-WAVE、ZIP-FMといった局が猛プッシュ。J-WAVEでは今週最も多くオンエアされた曲であった。

 デュア・リパ「ダンス・ザ・ナイト」(13位→7位)もおなじく80'sサウンドが心地よく、cross fmが月間パワープレイに選出している。オリヴィア・ロドリゴ「ヴァンパイア」(-位→10位)は、関東エリアの全FM局および全体の7割以上となるFM局でオンエアを獲得するなど、広く注目されてのTOP10入りとなった。

 新曲「シャイ・ボーイ」(9位→23位)が前週9位まで上昇したカーリー・レイ・ジェプセンは、夏の定番ソングでもあるヒット曲「グッド・タイム with アウル・シティー」(-位→179位)も再浮上。一方、8月にアルバムリリースを控えるジョン・バティステは、今週6週目となるロングヒット曲「ビー・フー・ユー・アー (リアル・マジック) [feat. JID, NewJeans & カミーロ]」(55位→57位)とともに、今週新たに「コーリング・ユア・ネーム」(-位→23位)が初登場し盛り上がりを見せている。

 また、月間パワープレイ選出のFM FUKUOKAのみでのオンエアでチャートインしたティリー・ヴァレンタイン「リテール・セラピー (FEAT.エドブラック)」(162位→27位)、同じく月間パワープレイ選出のFM802のみでのオンエアであり、同局が今週最も多くオンエアしたローレン・スペンサー・スミス「ザット・パート」(123位→28位)なども上位にチャートインした。今後他局へと波及するか期待したい。


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