2023年2月1日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年1月23日~1月29日 プランテック調べ)では、マネスキン「ゴシップ feat.トム・モレロ」が1位を獲得した。
世界的注目のイタリアのロック・バンドが1月20日にリリースしたニューアルバム『ラッシュ!』より、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストをフィーチャーした同曲。先行配信にあわせ早くも13日に初オンエアがあると、週を開けて前週からFM局を中心に全国的にオンエアされ、6位に初登場。前週末のリリースを経て今週更に広く波及し、95.5%のFM局でオンエアを獲得しての首位となった。
パワープレイへの選出がないため、一極集中ではない広い範囲でオンエアを積み上げている点、そして洋楽では圧倒的最多数となるリクエストが寄せられていることから、その注目度の高さが窺える。12月リリースの前シングル「ラ・フィーネ」(72位→76位)も依然として多数オンエアを獲得中であり、各収録曲への注目とともにアルバムセールスも順調に推移しているようだ。
2位はOfficial髭男dism「ホワイトノイズ」が前週ポジションをキープした。前々週1月11日リリースの同曲だが、オンエア数こそ減じているものの今週も全FM局でオンエアを獲得しつつ、リクエストも今週2番目に多い数が集まるなど高い注目度を維持。あわせて「Subtitle」(48位→57位)も一定数のオンエアをキープしており、今週も純粋にリスナーニーズを汲んでの2曲同時チャートインとなった。
3位はカネヨリマサル「26」が前週5位から浮上した。大阪を拠点とする3ピースガールズロックバンドが1月25日にリリースしたメジャーデビュー作=1stフルアルバム『わたしのノクターン』からの同曲。1月度の月間パワープレイに選出しているFM802、AIR-G'、Date fmでの大量オンエアを基盤に引き続きチャート上位をキープしつつ、今週は他曲との兼ね合いによりTOP3入りを果たしたかっこうだ。
特筆すべきは、リクエスト数がオンエア開始当初より着実に増えていっている点だろう。Youtube上のMVでも“ラジオで知った”とのコメントが多くみられており、大量オンエアによって確実に訴求していることが窺える。今後、他のステーションへもオンエアが波及していくことを期待したい。
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