故ジェフ・ベックさん、各局・番組が哀悼し計4曲チャートイン

 1月10日に急逝したジェフ・ベックさんを偲んで各局・番組が関連楽曲をオンエア、計4曲がチャートインした。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並び“3大ギタリスト”と称された同氏。大物ミュージシャンとのコラボ曲のほか、ソロおよび自身のバンドではインスト曲が中心であるものの、様々な楽曲がトリビュートオンエアされた。

 最もオンエアが多かったロッド・スチュワート&ジェフ・ベック名義の「ピープル・ゲット・レディ」(26位)は、ラジオでは定期的にオンエアされるロック史に輝く名バラード。全体の71%のステーションとなる広範囲のFM/AMでオンエアされた。

 また、ソロ名義での「レッド・ブーツ」(65位)と「哀しみの恋人達」(70位)といったインストの名曲をオンエアした番組も多かった。それに続いたのは、後者の作曲者であるスティーヴィー・ワンダーのカバー、ベック,ボガート&アピス名義での「迷信」(119位)だ。

 なお、現時点では遺作となってしまった昨年リリースのジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップ名義のアルバム『18』からも、チャートインはないものの複数曲がオンエア。山下達郎は自身の番組にて「高校の学園祭で演奏した思い出の曲」として1stソロアルバムから「レット・ミー・ラヴ・ユー」を紹介するなど、各パーソナリティが思い思いの曲で追悼していたことも加えておきたい。


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