今年はクリスマスの新曲が不漁!? 往年の名曲が早くも勢揃い

 クリスマス本番を翌週に控えた今週、早くも関連ソングが上位に顔を揃え、気分を盛り上げるチャートとなった。既にTOP10入りしている山下 達郎「クリスマス・イブ」(29位→6位)、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(35位→10位)に続いて、竹内 まりや「すてきなホリデイ」(59位→14位)、ワム!「ラスト・クリスマス」(90位→15位)も射程圏内だ。

 桑田 佳祐「白い恋人達」(32位→22位)やback number「クリスマスソング」(33位→31位)は例年に比べスロースタートながら、上位入り常連なので更にオンエア伸長は必至だろう。稲垣 潤一「クリスマスキャロルの頃には」(99位→64位)、B'z「いつかのメリークリスマス」(99位→74位)もしかりだ。

 洋楽ではダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」(99位→21位)、クリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」(49位→52位)といった、この時期ラジオで良く聴かれる名曲が上位入り。一方で、より一般的な存在であろうポール・マッカートニー/ウイングス「ワンダフル・クリスマスタイム」(143位→56位)、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(20位→80位)、バンド・エイド「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」(180位→97位)などは控えめなところに位置している。この辺もオンエアは伸びることだろう。

 今年は唯一、アリシア・キーズ「ディセンバー・バック・2・ジューン」(18位→17位)が善戦しているものの、新しいクリスマスソングが目立たない分、往年の名曲群が早くからオンエアを伸ばしている印象だ。次週はより鮮明なクリスマスカラーになるであろうラジオ。師走の忙しさに塗れ、幼少期に感じたワクワク感が薄れつつある方には是非“ながら聴き”をお勧めしたい。


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