2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの13回目の命日を6月25日に迎えた今週、関連曲のオンエアがこぞって急伸。「スリラー」(122位）、「ヒューマン・ネイチャー」(159位）、「バッド」(176位）、「ヒール・ザ・ワールド」(193位）、「ブラック・オア・ホワイト」(193位）の計5曲がチャートインを果たした。特に後者2曲のオンエア伸長は今の世界情勢を反映したかのようで、マイケルの遺志がしっかり継承されていることの裏づけにもなりそうだ。
また、チャートイン圏外ながらジャクソン・ファイブからの「帰ってほしいの」「ABC」「アイル・ビー・ゼア」や、ポール・マッカートニーとの「セイ・セイ・セイ」といった名曲は複数の番組がオンエア、その他多数の関連曲が広くオンエアされた。
生前活躍したアーティストを偲んで各人の命日には関連曲のオンエアが伸長するものの、ここまで広く影響を与えるのは類を見ないだろう。音楽シーンに残した大きな功績を改めて実感させる週となった。今年11月には、全世界で1億枚以上のセールスを記録する史上最も売れたアルバム『スリラー』の40周年記念盤がリリースされる。
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